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科目名秘書技能演習
担当者中村 仁、柏原 麻美
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目秘書検定2級以上合格対策(就職活動時に効果のある資格)
授業の達成目標就職活動や社会人生活に必要なマナー知識を習得し、秘書検定2級以上の合格を目指す
今年度の授業内容まずは、秘書検定2級以上の合格を目指す。その過程で、秘書のみならず一般事務職及び接客業などにも必要とされる「社会人として通用する」知識と技能を習得する。講義は「理論」と「実技」の領域に従ったものとする。2級以上合格後の準1級以上の合格を目指すことも視野に入れた講義とする(詳細は初回講義にて説明)。また、知識や技能が充実しているにもかかわらず第一印象で損をすることの無いような表情も演習する。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について1.講義中のメモを参考に毎回の講義内容をノートにまとめる(1時間程度)。 2.毎週最低5個以上の「分からない」言葉をその場で調べてノートを作る。 3.敬語やしぐさなど身につけることが必要なことは日々実践する。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項1.毎回の講義後は講義ノートをまとめる形式で復習する
2.実問題集については講義中の指示通りに理解できるまで繰り返し解く
3.「知らないこと」を放置しないで調べてノートにまとめる
(ノートの取り方、問題集ノートの作り方、一般知識の習得の仕方については、講義中に説明する)。
第1回導入(秘書検定とは、講義方法及び内容、評価についての説明)
第2回秘書の資質(秘書の心構え)
第3回秘書の資質(求められる資質)
第4回職務知識(秘書の機能と役割)
第5回職務知識(秘書の業務)
第6回一般知識(社会人として必要な用語を習得する)
第7回マナー・接遇(人間関係と話し方・聞き方)
第8回マナー・接遇(敬語と接遇用語)
第9回マナー・接遇(電話応対・来客接遇)
第10回マナー・接遇(接客応対の演習)
第11回マナー・接遇(慶弔時のマナー・贈答のマナー・パーティーのマナー)
第12回技能(会議の知識・ビジネス文書・グラフ作成)
第13回技能(文書の取り扱い・郵便の知識)
第14回技能(資料管理・日程管理・オフィス管理)
授業の運営方法テキストを基本に、具体的な事例を挙げて解説し、秘書検定2級合格のためのポイントを付加する。講義中の質疑応答、ミニテスト(アンケートを利用して行う)などで習得の確認をする。ノートの取り方も徹底指導し、2級合格後、自習で準1級を目指すことのできる力、社会人として認められる能力も同時に習得できるように指導する。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法1.アンケートを使ったミニテストについては次回講義に講評する。  2.各回の質疑応答についてはその場で講評する。 3.出席確認時の姿勢はその場で講評する。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 50% 定期試験期間内に実施
授業参加 30% 講義参加態度、演習の評価
その他 20% 講義中のミニテストなどの提出物
テキスト 西谷正弘・前原恵子/「30時間で合格 おどろくほどかんたんに秘書検定2級に受かる本」/あさ出版/2012年/本体1,400円(税別)/978-4-8606-3541-1
TAC株式会社編/「秘書検定2級基本問題集 問題編・解答編」/TAC内部教材/2016年
TAC株式会社編/「秘書技能検定 記述対策総まとめレジュメ」/TAC内部教材/2016年
TAC株式会社編/「秘書検定過去問レジュメ」/TAC内部教材/(第128~131回)
参考文献 講義中随時案内する
関連ページ ビジネス系検定 (jitsumu-kentei.jp) 
その他、履修生への注意事項 定員を超えた場合は抽選となるが、初回出席者(対面・遠隔とも)を優先しての抽選となることがある。抽選後に辞退をしない意志を持って抽選に参加して欲しい。 私語厳禁。 秘書検定2級以上の受験必須。 秘書検定合格を目指し、社会人として通用するマナーで「全出席」前提で受講ができる学生に限る。 全14回中70%以上の出席者のみ単位認定の評価対象とする。 皆の前での演習も行うので、積極的な講義参加姿勢を評価する。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】
実務経験の概要 企業役員秘書、専門学校秘書科講師、大学非常勤講師、企業社員研修講師、秘書実務検定協会会員
実務経験と授業科目との関連性 ・企業の役員秘書としての経験および専門学校での秘書科の講師として高い合格率を出してきた経験から秘書検定2級以上の合格指導をする                         
・講師として就職指導をした経験、企業研修講師として得る企業人事担当者との共有情報を活かし、「社会で高い評価を受ける人材」の育成をする