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科目名キャリア基礎演習(公務員・政治経済)II
担当者坪原 紳二、山本 武秀
開講期2023年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目就職試験のための社会科学入門<行政・社会編>
授業の達成目標公務員試験で出題される社会科学系科目の初級問題が解けるようになります。
今年度の授業内容本講義は公務員試験で出題される社会科学系科目の入門編です。公務員志望者を主な対象としていますが、民間企業への就職試験にも役立つ政治経済の知識を効率的に学習するのにも役立ちます。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間についてレジュメに記載の課題について予め検討してください。ただし講義内でも検討時間を設けます。各回10〜15分程度を想定しています。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項疑問点は積極的に質問してください。特に公務員試験及び就職に関する疑問や質問を待っています。
 第1回行政学入門①「官僚って何?」行政組織の担い手である官僚制について概説します。
 第2回行政学入門②「霞ヶ関とはどんな場所?」日本の行政組織について概説します。
 第3回行政学入門③「中立で公平な採用試験とは?」公務員制度について概説します。
 第4回行政学入門④「公務員と民間は何が違う?」行政組織の理論について概説します。
 第5回行政学入門⑤「国と地方自治体は何が違う?」地方自治の制度について概説します。
 第6回行政学入門⑥「地方自治は民主主義の学校」地方自治の実態について概説します。
 第7回行政学入門⑦「消費税は何のため?」日本の福祉の現状について概説します。
 第8回国際政治入門①「竹島問題って何?」国連などの国際組織について概説します。
 第9回国際政治入門②「円安ドル高で得する?損する?」国際経済について概説します。
 第10回社会学入門①「社会って何?」社会学の基礎について概説します。
 第11回社会学入門②「資本主義はなぜ生まれた?」ウェーバーの社会学について概説します。
 第12回社会学入門③「私とは何か?」ミクロ社会学について概説します。
 第13回社会学入門④「男は青、女は赤の秘密」ジェンダー社会学について概説します。
 第14回社会学入門⑤「高級住宅地はどこに作られるか?」都市社会学について概説します。
 第15回まとめ講義:問題演習形式で、試験に出題されやすいポイントを総括します。
授業の運営方法テキスト及びレジュメをベースに講義を行います。レジュメについてポータルに掲示しますので、各自でダウンロードして授業時に持参してください。教室では原則レジュメの配布を行いません。また、毎講義ではリアクションペーパー(授業の感想・意見やクイズに対する答え)を提出してもらいます。なお、遠隔授業を実施する場合にはMicrosoftTeamsによるリアルタイム配信を行います。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法毎回のリアクション・ペーパーの評価についてはポータルを通して行います。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 50% 小論文及び多肢選択式の試験で評価。
小論文・レポート 0% 実施しない。
授業参加 50% 毎回のリアクションペーパーで評価。
その他 0%
テキスト 藤井剛/「詳説政治・経済研究[第3版]」/山川出版社/2016年/本体2,381円(税別)/978-4-634-05024-2
その他、履修生への注意事項 毎回、講義の導入として時事的な問題に関して「クイズ」を実施します。履修生の人数次第ですが、ほとんどの履修生が毎講義において口頭で回答することが求められます。積極的な発言を期待します。なお、受講者数によりますが、発言をしやすい環境を整えるために受講者の座席を指定する場合があります。また、出欠につきましては、通常講義・遠隔講義を問わず毎回のリアクション・ペーパーの提出によって確認します。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】
実務経験の概要 公務員試験対策予備校での講師(2000年から現在まで)。
実務経験と授業科目との関連性 公務試験で出題される内容を講義で教授する。