科目名 | ビジネス文章表現演習 |
担当者 | 飯田 勝啓 |
開講期 | 2024年度春学期 |
科目区分 | 週間授業 |
履修開始年次 | 1年 |
単位数 | 1単位 |
授業の方法 | 演習 |
授業題目 | 社会人になって実務の場面で使えるビジネス文書や就活の際に自分を表現する個人オフィシャル文書などビジネス文章表現の基本を実際に文書作成を体験しながら学ぶ。 |
授業の達成目標 | 社会人になったら必ず使うことになる挨拶状や議事録などビジネス文章の基本と構成が理解できる。いろいろなビジネス文書の意味や使い方を知るとともに、好感をもって相手にわかりやすく伝えられる表現方法を学び、実戦的なビジネス文書を作成できるようになる。社会人として必要な最低限のビジネス文章作成能力とスキルの取得を目指す。 |
今年度の授業内容 | 社会人として必要なビジネス文章を厳選し、ビジネス文章表現の基本構成を学ぶとともに、会社や組織の中で実際に使える文書作成を体験する。学生はある架空の会社の「社員」として授業に参加(ロールプレイング)することにより、社会人になったつもりで、ビジネスの場面に応じた文書を作成する。ビジネス文章は遠い世界のとっつきにくいものではなく、身近なところにあることを事例をあげながら、学んでいく。併せてビジネス社会の常識や最近のトレンドなど知っておきたいポイントも取りあげる。この演習で学んだことは将来、社会人になったときに必ず役立つはずである。 |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 復習を中心に進めるので、事前の予習は不要。授業で取りあげた課題文の模範文例をポータルで翌週に公開するので、各自で添削して復習することを推奨。慣れないうちは課題作成に時間を要する場合があるが、慣れてくれば短時間でできるようになる。 |
合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 授業で使用するオリジナルパワーポイント資料はポータル「授業資料』で公開します。授業後は、この資料と授業中の説明、それに授業中に自ら作成したビジネス文書の課題などを復習するように習慣づけてください。またビジネス文章は社会人になってから使うだけでなく、就活の際にも必要になります。授業で学んだことでも、日常生活で使わないと忘れてしまうので、意識して少しずつでも使ってみること、新聞や各種案内文、広報文などにも目を通すことを推奨します。 |
第1回 | オリエンテーション:授業の進め方、ビジネス文章の種類と作成スキル、ビジネス文章の学び方のポイント。 |
第2回 | 自己紹介文作成演習:自己紹介文の基本を学び、作成する。 |
第3回 | ビジネス文書の基本演習:ビジネス文章の基本公式と注意すべきポイントを学ぶ。 |
第4回 | ビジネス文書文例演習1:「開催案内」、「送付書」の基本と作成を学ぶ。 |
第5回 | ビジネス文書文例演習2:「挨拶状」、「お礼状」の基本と作成を学ぶ。 |
第6回 | ビジネス文書文例演習3:「発注書」、「納品書」、「依頼書」の基本と作成を学ぶ。(ビジネス慣習なども授業で学ぶ)
|
第7回 | ビジネス文書文例演習4:「お詫び状」の基本と作成を学ぶ。(心が伝わる「お詫び」とは何か。「顧客心理」とは) |
第8回 | ビジネス文書文例演習5:社内文書① 「議事録」の基本と作成を学ぶ。 |
第9回 | ビジネス文書文例演習6:社内文書②「報告書」「広報文書」の基本と作成を学ぶ。【オンライングループワーク(予定)】 |
第10回 | ビジネス文例演習7:「稟議書」、ビジネス系「小論文」の基本と作成、注意するべきポイントを学ぶ。(「期末課題」のテーマ、内容や作成方法についての説明) |
第11回 | ビジネスメール基本演習:ビジネスメールの基本と、作成や送信の際に注意するべきポイントを学ぶ。【ビジネスメールを実際に体験する。】 |
第12回 | 個人オフィシャル文書演習1:「エントリーシート」での自己アピールの基本を学ぶ。 |
第13回 | 個人オフィシャル文書演習2:「契約書」と「クーリングオフ」文書。併せて身の回りの悪徳商法など不適切取引などへの対応を学ぶ。 |
第14回 | 総まとめ:これからのビジネス文章の学び方
|
授業の運営方法 | 講師が準備した資料やパワーポイントなどを基に解説し、その後にビジネス文章表現について各種文書の作成を通して進める。授業の中ではビジネス社会で活躍するゲストスピーカーを招き、ビジネス実務の話を聞く機会やグループワークも実施の予定。授業中に課題作成があるため、パソコンを教室に持ち込んでの使用を推奨。グループワークはZOOMを使用してオンラインで実施の予定。 |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 授業で取り上げた課題は、授業終了後に模範文例としてポータルで公開します。また次回の授業の前半で注意すべき点などの復習や質問への回答、提出された課題の中から模範的な作品の紹介など適宜フィードバックを行います。 |