科目名 | ビジネス文章表現演習 |
担当者 | 飯田 勝啓 |
開講期 | 2023年度春学期 |
科目区分 | 週間授業 |
履修開始年次 | 1年 |
単位数 | 1単位 |
授業の方法 | 演習 |
授業題目 | 社会人になって実務の場面で使えるビジネス文書や就職の際に自分を表現する個人オフィシャル文書などビジネス文章表現の基本を実際に文書作成を体験しながら学ぶ。 |
授業の達成目標 | 社会人になったら必ず使うことになる挨拶状や議事録などビジネス文章の基本と構成が理解できる。いろいろなビジネス文書の意味や使い方を知るとともに、好感をもって相手にわかりやすく伝えられる表現方法を学び、実戦的なビジネス文書を作成することができるようになる。 |
今年度の授業内容 | 社会人として必要なビジネス文書を厳選し、ビジネス文章表現の基本構成を学ぶとともに、会社や組織の中で実際に使える文書作成を体験する。学生はある架空の会社の「社員」として授業に参加(ロールプレイング)することにより、社会人になったつもりで、ビジネスの場面に応じた文書を作成する。ビジネス文章は遠い世界のとっつきにくいものではなく、身近なところにあることを事例をあげながら、学んでいく。併せてビジネス社会の常識や最近の傾向など知っておきたいポイントも取りあげる。この演習で学んだことは将来、社会人になったときに必ず役立つはずである。 |
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 復習を中心に進めるので、事前の予習は不要です。授業で取りあげた課題文の模範文例をポータルで公開するので、各自で添削して復習することを推奨します。 |
合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 授業で使用するオリジナルパワーポイント資料はポータル「授業資料』で公開します。授業後は、この資料と授業中の説明、それに授業中に取り組みしたビジネス文書の課題などを復習するように習慣づけてください。またビジネス文章は社会人になってから使うだけでなく、就職活動の際にも必要になります。授業で学んだことでも、日常生活で使わないと忘れてしまうので、意識して少しずつでも使ってみること、新聞や案内文、広告文などにも目を通すことを推奨します。 |
第1回 | オリエンテーション:授業の進め方。ビジネス文章の種類と作成スキル、学び方のポイント。 |
第2回 | 自己紹介文作成演習:自己紹介文の基本を学び、作成する。 |
第3回 | ビジネス文書の基本演習:ビジネス文書の基本公式と注意すべきポイントを学ぶ。 |
第4回 | ビジネス文書文例演習1:「開催案内」、「送付書」の基本と作成を学ぶ。 |
第5回 | ビジネス文書文例演習2:「挨拶状」、「お礼状」の基本と作成を学ぶ。 |
第6回 | ビジネス文書文例演習3:「依頼書」、「発注書」、「納品書」の基本と作成を学ぶ。 |
第7回 | ビジネス文書文例演習4:「お詫び状」の基本と作成を学ぶ。(心が伝わる「お詫び」とは何か。) |
第8回 | ビジネス文書文例演習5:社内文書① 「議事録」の基本と作成を学ぶ。 |
第9回 | ビジネス文書文例演習6:社内文書②「稟議書」、「報告書」の基本と作成を学ぶ。 |
第10回 | ビジネス文書文例演習7:「広報文」の基本と作成を学ぶ。【グループワーク(予定)】 |
第11回 | 小論文基本演習:ビジネス小論文作成のための基本と注意するべきポイントを学ぶ。併せて「期末レポート」内容や作成方法についての説明。 |
第12回 | ビジネスメールの基本演習:ビジネスメールの基本と、作成や送信の際に注意するべきポイントを学ぶ。【ビジネスメールを実際に体験する。】 |
第13回 | 個人オフィシャル文書演習1:「エントリーシート」などでの自己アピールの基本を学ぶ。 |
第14回 | 個人オフィシャル文書演習2:身の回りの悪徳商法など不適切取引解消への対応、「クーリングオフ」文書を学ぶ。【グループワーク(予定)】 |
第15回 | まとめ:新しいビジネス社会でのビジネス文章表現とこれからの学び方。 |
授業の運営方法 | 講師が準備した資料やパワーポイントなどを基に解説し、その後にビジネス文章表現を各種文書の作成を通して進める。授業の中ではビジネス社会で活躍する方をゲストスピーカーとして招き、体験やビジネス実務の話を聞く機会やグループワークも実施の予定。授業中に課題作成があるため、パソコンを教室に持ち込んでの使用を推奨。 ★遠隔授業(対面との併用を含む)で実施する場合は、ZOOMを活用したオンライン リアルタイムでの授業となる。その際はパソコン、タブレット、スマホなどカメラ・マイク付の端末が使用できる環境での受講となる。 |
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 授業で取り上げた課題は、授業終了後に模範文例としてポータルで公開します。また次回の授業の前半で注意すべき点などの復習とともに、提出された課題の中から模範的な作品を授業で紹介するなどフィードバックを行います。 |