[戻る]
科目名ソーシャルマナー
担当者鳫 咲子、山村 薫
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目ソーシャルマナー
授業の達成目標現代のデジタル化社会ではメリットと同時に大きな喪失が露呈しています。それは人として失ってはいけない「倫理観とマナー」です。「人として守り行うべき道」を倫理と定義すると、マナーは倫理観を具体的行動として表現する判りやすい姿と言えます。この授業では、品位ある立居振舞い・思いやりの大切さを認識し、社会人予備軍である大学生時代に「人間としての基本的な行動指針」と「社会人としてのマナー」を学ぶことで「次世代を担う社会人」を目指します。
今年度の授業内容人としての立居振舞いと思いやりの心の表現を「作法」として捉え、社会で通用する作法を『ソーシャルマナー』と位置づけ、演習中心で学びます。作法は社会人としての価値観と人間性の基盤であり、人間関係・信頼関係の原点を成すものであることを理論と実践を通して確認します。『人間関係の基本・ビジネスマナー・言葉遣い・電話応対』等をロールプレイ形式で実習し、社会で通用する「当たり前のことを当たり前にできる力」を体得します。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前に教材(マナーガイドブック)の関連箇所を読み内容を理解しておくこと。授業後は内容を振り返ること。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項授業で学んだことは必ず日常生活・学生生活でも実践するよう心がけ、行動目標設定と実践を繰り返し行ってください。
第1回「マナー」の重要性:ソーシャルマナーの目的を理解した上で、「次世代を担う素敵な社会人」の基本はマナーが身についていることを理解する。「マナー」を身につけることの必要性を理解する
第2回笑顔の効果と身だしなみのポイント:「マナー」で学んだことは日常生活・学校生活でも実践することが必要であり授業中でも同様であることを理解する。笑顔であることの効果と清潔感のある身だしなみのポイントを理解する
第3回美しい言葉遣いⅠ:美しい言葉は品格を決定する。言葉遣いの三要素と敬語の基本を学ぶ
第4回美しい言葉遣いⅡ:クッション言葉・尊敬語・謙譲語を正しく使うトレーニングを実習する
第5回美しい言葉遣いⅢ:第3・4回で学んだ知識をもとに習得度を確認・ 尊敬語、謙譲語、丁寧語の理解を深め、職場用語の基本を学ぶ。理解度テストⅠ(第1~5回の授業内容の理解度確認)
第6回ビジネス文書(ビジネスメール):就職活動にも、社会人としても役立つ、ビジネス文書(メール)の基礎知識とポイントを学ぶ
第7回信頼関係を築く話し方・聴き方:わかり易く話すスキルと相手の心に寄り添う聴き方を学ぶ
第8回洗練された立居振舞い:しぐさは人を表す。心を表す立ち居振舞いを学ぶ(立ち姿・座り姿・お辞儀・歩き方など)
第9回電話応対マナーⅠ:電話の特性理解・明るく感じの良い名乗り、電話での挨拶・決まり言葉、スマホやSNSのマナー等のポイントを学ぶ
第10回電話応対マナーⅡ:Ⅰで学んだ知識をもとに電話応対実習を実施する。理解度テストⅡ(第6~10回の授業内容の理解度確認)
第11回ビジネスマナー①:さまざまな場面(学外実習、インターンシップ、就職活動など)でふさわしい立ち居振舞いを体得する
第12回ビジネスマナー②:第9・10・11回で学んだ電話応対や立居振舞いをシミュレーションで実習する
第13回振り返り・総合テスト:これまでの授業を振り返り、総合テストを実施する
第14回総合テスト解説・総まとめ:第13回の総合テストの解説と授業で学んだとこを振り返る
授業の運営方法パソナHRソリューション講師陣(元客室乗務員等が構成する本学授業運営プロジェクトチーム)によるクラスごとに個別指導を基点として、「講義」「実技・実習指導」「ロールプレイング(役割演技)訓練」を重ねて「理論と実践」のポイントを体得し、社会で役立つマナーの習得を目指す。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法理解度テストや総合テストに対し、次の授業で全体的にフィードバックをおこなう。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 25% 「理解度テスト」および「総合テスト」による評価
小論文・レポート 10% 学習内容を理解し、今後の行動計画を明確にたてているかを基に評価
授業参加 65% 授業中の態度、参加意欲等による評価
テキスト 『コミュニケーションマナーガイドブック』
参考文献 随時授業時に紹介・配布
関連ページ 研修・HRテックならパソナHRソリューション (caplan.jp) 
その他、履修生への注意事項 マナーは人と人との関わりにおいて、相手を思いやり、配慮や心配りを表現することです。社会生活においては信頼関係を築く上で必要不可欠なものです。挨拶ができる、欠席、遅刻をしない等の当たり前のことが自然にできる人であってください。各回で習得したことを日常生活の中で実践し、それらを継続してこそ身についていきます。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】
実務経験の概要 元客室乗務員等
実務経験と授業科目との関連性 客室乗務員等の経験をもとに、講師が社会で通用するソーシャルマナーを演習中心で講義