科目名 | ソーシャルマナー |
担当者 | 郷 香野子、師尾 友紀子 |
開講期 | 2023年度秋学期 |
科目区分 | 週間授業 |
履修開始年次 | 1年 |
単位数 | 1単位 |
授業の方法 | 演習 |
授業題目 | ソーシャルマナー |
授業の達成目標 | 現代のデジタル化社会ではメリットと同時に大きな喪失が露呈しています。それは人として失ってはいけない「倫理観とマナー」です。「人として守り行うべき道」を倫理と定義すると、マナーは倫理観を具体的行動として表現する判りやすい姿と言えます。この授業では、品位ある立居振舞い・思いやりの大切さを認識し、社会人予備軍である大学生時代に「人間としての基本的な行動指針」と「社会人としてのマナー」を学ぶことで「次世代を担う素敵な社会人」を目指します。 |
今年度の授業内容 | 人としての立居振舞いと思いやりの心の表現を「作法」として捉え、社会で通用する作法を『ソーシャルマナー』と位置づけ、演習中心で学びます。作法は社会人としての価値観と人間性の基盤であり、人間関係・信頼関係の原点を成すものであることを理論と実践を通して確認します。『人間関係の基本・ビジネスマナー・言葉遣い・電話応対・ポージング』等をロールプレイ形式で実習し、社会で通用する「当たり前のことを当たり前にできる力」を体得します。 |
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 事前に教科書の関連箇所を読み内容を理解しておくこと。授業後は内容を振り返ること。 |
合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 授業で学んだことは必ず日常生活・学校生活でも実践するよう心がけ、行動目標設定と実践を繰り返し行ってください。 |
第1回 | 「マナー」の重要性:ソーシャルマナーの目的を理解した上で、「次世代を担う素敵な社会人」の基本はマナーが身についていることを理解する。「マナー」を身につけることの必要性を理解する |
第2回 | 笑顔の効果と身だしなみのポイント:「マナー」で学んだことは日常生活・学校生活でも実践することが必要であり授業中でも同様であることを理解する。笑顔であることの効果と清潔感のある身だしなみのポイントを理解する |
第3回 | 美しい言葉遣いⅠ:美しい言葉は品格を決定する・言葉を磨く三要素を学ぶ |
第4回 | 美しい言葉遣いⅡ:クッション言葉・尊敬語・謙譲語を正しく使うトレーニングを実習する |
第5回 | 美しい言葉遣いⅢ:第3・4回で学んだ知識を素に習得度を確認、実際の場面の合わせて敬語トレーニングを行う |
第6回 | ビジネス文書(ビジネスメール):就職活動にも、社会人としても役立つ、ビジネス文書(メール)の基礎知識とポイントを学ぶ |
第7回 | 信頼関係を築く話し方・聴き方:わかり易く話すスキルと相手の心に寄り添う聴き方を学ぶ |
第8回 | 洗練された立居振舞い:心をのせた立居振舞いを学ぶ(立ち姿・お辞儀・座り姿・歩き方) |
第9回 | カラーコーディネート:生活空間の中で取り入れる色彩の効果と自分色を見つける |
第10回 | 電話応対マナーⅠ:電話の特性理解・明るく感じの良い名乗り、電話での挨拶・決まり言葉、携帯電話のマナー等のポイントを学ぶ |
第11回 | 電話応対マナーⅡ:Ⅰで学んだ知識を素に基本応対シミレーションを実施 |
第12回 | ビジネスマナー①:様々な場面(キャンパス・インターンシップ等)で相応しい立居振舞いを体得する |
第13回 | ビジネスマナー②:第6・7・8回で学んだ電話応対や立居振舞いをシミュレーションで実習する |
第14回 | 振り返り・総合テスト:これまでの授業を振り返り、総合テストを実施 |
第15回 | 総合テスト解説・総まとめ:第14回の総合テストの解説と授業で学んだとこを振り返る |
授業の運営方法 | キャプラン講師陣(元客室乗務員等が構成する本学授業運営プロジェクトチーム)によるクラスごとに個別指導を基点として、「講義」「実技・実習指導」「ロールプレイング(役割演技)訓練」を重ねて「理論と実践」のポイントを体得し、社会で役立つマナーの習得を目指す。 |
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 課題に対し、特徴的見解や誤解に対し個別にフィードバックを行うことがある。 |