| 科目名 | マルチメディア基礎演習(音楽)/(音楽制作) | |
| 担当者 | 伊藤 穣 | |
| 開講期 | 2025年度秋学期 | |
| 科目区分 | 週間授業 | |
| 履修開始年次 | 1年 | |
| 単位数 | 1単位 | |
| 授業の方法 | 演習 | |
| 授業形態 | 対面(全回対面) | |
| オンライン実施回 | — | |
| 全回対面 | ||
| 授業題目 | Windows PCソフトを用いた音楽制作の実践 | |
| 授業の到達目標 | Windows PCで動作する音楽制作ソフトを用いて、BGMや歌唱付きのオリジナル楽曲を制作できるようになる。 | |
| 今年度の授業内容 | PC教室において、音楽制作ソフト「Studio One」等を操作しながら、その操作方法や、楽曲の基本的な構成、音楽理論の基礎的な知識を身につけてゆく。具体的には、コードやスケールに基づく作曲を体験するほか、J-POPなどを題材とし、楽曲の基本的な構造を理解したうえで、オリジナルの楽曲を制作する。 | |
| 準備学修(予習・復習等)の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 授業で扱ったソフトについて、技術と知識の定着を図るため、複数回、合計で週に1時間以上の復習を行うこと。 | 1回平均約45分 |
| 自習に関する一般的な指示事項 | アプリケーションを実際に使用し、授業内で行った課題に再度取り組むほか、積極的に音楽を聴き、その構成を分析する。 授業ではWindows PC上で動作するソフトウェアを用いる。ソフトウェアの使用方法はPC教室を利用して自習する。 |
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| 授業の特徴(アクティブラーニング) | 体験学習・調査学習 | |
| 第1回 | 授業の進め方の説明 音楽ファイル形式の種類とその変換方法、Studio One の起動と基本的な操作 |
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| 第2回 | アプリケーションの使用方法と実践(1)基本操作、音符の入力、リズムトラックの入力 | |
| 第3回 | アプリケーションの使用方法と実践(2)スケールとキーの理解、スケールに基づく作曲 | |
| 第4回 | アプリケーションの使用方法と実践(3)コードの基本(三和音、ダイアトニックコードを中心に)、コード進行の作成 | |
| 第5回 | ボーカロイドの利用(1)Piapro Studioの基本操作 | |
| 第6回 | ボーカロイドの利用(2)歌唱スタイル、歌声の調整、スケールに基づくメロディ作り | |
| 第7回 | メロディにコードを付ける練習:コードとベースライン、音源の調整 | |
| 第8回 | コードにメロディをつける練習:簡単なストリングスアレンジ、楽曲の分析 | |
| 第9回 | ループ素材を用いた楽曲制作 | |
| 第10回 | コーラスとオブリガート | |
| 第11回 | コードの応用:パワーコード、sus4、ディミニッシュ、三部構成の楽曲の制作 | |
| 第12回 | 期末課題の楽曲制作に向けた企画立案、16小節分のメロディの試作 | |
| 第13回 | オリジナル楽曲の制作(1) | |
| 第14回 | オリジナル楽曲の制作(2) | |
| 授業の運営方法 | 音楽制作ソフトの使用方法や音楽について教員が説明する。毎回、学生は簡単な例題に取り組んだうえで、提出課題に挑む。演奏や作曲の経験がなくても技術が身につくように、基本的な事柄から解説する。 | |
| 課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 学生から提出された課題をもとに、全体的な傾向や注意点について次回授業で指摘する。学生から提出された課題を全体に示す場合もある。 | |
| 評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
| 定期試験 | 0% | 実施しない。 |
| 小論文・レポート | 0% | 実施しない。 |
| 授業参加 | 60% | 毎回の提出課題を総合的に評価する。 とくに、授業内で説明した内容が反映されているかを重視する。 |
| その他 | 40% | 期末課題として提出された制作物を総合的に評価する。 |
| 評価内容(評価方法、評価基準4) | 期末課題として提出された制作物を総合的に評価する。 |
| テキスト | 授業時に配布する。 |
| 参考文献 | 指定しない。 |
| 関連ページ | 指定しない。 |
| その他、履修生への注意事項 | 普段は、音楽は純粋に楽しむ姿勢で構わない。しかし時には分析的に聴くことも試みてほしい。 |
| 卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【全学共通科目】 |