科目名 | 対人関係のスキル | |
担当者 | 福島 里美 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | コミュニケーションのスキルを学ぶ | |
授業の達成目標 | 1.自身のコミュニケーションの特徴を知る 2.自己と他者の相互尊重を基盤とするアサーティブなコミュニケーションを学ぶ 3.アサーティブなコミュニケーションを実践できるようになる |
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今年度の授業内容 | 人との関係の中で自分を生かし、他者をも生かす自己表現のあり方とその方法について“アサーション”の理論を中心に紹介し、対人関係スキルの習得を目指すことを目標とする。”アサーション”とは、自他尊重に基づく率直な自己表現であり、自分の考えや感情を大切にし、異なる考えや感情をもつ他者と歩み寄ろうとする対人関係のあり方を示す概念である。このことを人権運動の歴史とリンクさせながら、この理論の本質の理解を深め、エクササイズを通してアサーティブな自己表現を体験的に学ぶ。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 予習では、配布資料やテキストを読み、次の授業テーマについて日頃の自身のコミュニケーションを整理する。 復習では、授業での学びや気付きをレポートにまとめ、日常生活で実践する。 これらの学修には60時間を要する。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 授業で学習したスキルを日常生活に取り入れるよう、工夫しましょう。 | |
第1回 | ガイダンス | |
第2回 | 自己理解を深めよう-20の私- | |
第3回 | 人類にとってコミュニケーションとは | |
第4回 | アサーションとは | |
第5回 | アサーション権 | |
第6回 | 素直に断る・素直に頼む | |
第7回 | 考え方の癖を知る | |
第8回 | 会話の幅が広がる質問 | |
第9回 | 非言語的コミュニケーション | |
第10回 | 怒りのコントロール | |
第11回 | リラクセーション | |
第12回 | 私の喜怒哀楽 | |
第13回 | アサーティブに表現しやすい場面・表現しにくい場面 | |
第14回 | まとめと振り返り | |
授業の運営方法 | あらかじめ録画した授業動画を視聴してワークに取り組み、授業毎にポータルからレポート課題または小テストやアンケートに回答する。提出期日内の課題提出をもって出席とみなす。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 質問があった際は、ポータルを通じて教員からフィードバックする。 回収したレポートから、全体的な特徴や考察について、講評を行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
授業参加 | 30% | 積極的な受講と課題提出から参加度を評価する |
小論文・レポート | 70% | 授業毎のレポートや小テストへの回答から授業の理解度や学習成果を評価する |
テキスト | 平木典子監修 宮崎圭子・柴橋祐子著 2018年 対人関係のスキルを学ぶワークブック 培風館 |
参考文献 | 平木典子著 2021年 アサーション・トレーニング : さわやかな<自己表現>のために 三訂版 日精研 |
その他、履修生への注意事項 | 授業開始までに教科書の入荷が間に合わないことがあるため、入荷までは教科書の代わりに授業資料を活用できるよう用意します。 ポータルの授業資料画面に毎週の授業動画のリンクを貼りますので、視聴してください。 各回の課題は、授業動画内でお伝えします。 課題の回答期日を過ぎ、公欠届を確認してから出欠の入力を行いますので、ポータル上に出席が反映されるまで少し時間がかかります。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【全学共通科目】 |
実務経験の概要 | 公認心理師、臨床心理士 |
実務経験と授業科目との関連性 | 公認心理師、臨床心理士としての実践家による講義をもとに、対人関係のスキルについて理解を深める |