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科目名人間関係論
担当者橋本 秀美
開講期2023年度春学期
科目区分集中講義
履修開始年次1年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目人間関係とカウンセリング
授業の達成目標1.自己・他者・自己と他者の関係を理解できる。
2.カウンセリングと人間関係を理解できる。
3.臨床心理学的視点から対人関係を理解し説明できる。
4.描画法などの実践を経験し、人間関係や心理的援助に役立つ技法を学ぶことができる。
5.人間関係の様々な課題として、発達や発達障がいなどについても学ぶことができる。


今年度の授業内容幼少期から思春期・青年期そして成人へと成長する中で、人は様々な人間関係を経験し、アイデンティティを形成していく。ここでは・現代社会において人間関係で抱える困難とは何か、・人間関係の中での適応とは何か、について、臨床心理学やスクールカウンセリングなどの知見を用い、様々な事例を提示しながら検討する。描画を用いたアセスメントや心理療法などの事例も紹介する。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について予習や復習については授業中に指示します
予習については、具体的にはテキストを読むなどし、授業に関する興味や関心をもつ。
復習については、その日の振り返りなどを行い、体験的にも学習を習得する。
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項テキスト第1章・第2章をよく読み、描画法の基礎知識や実施法について興味と関心をできるだけもっていることが望ましい。
 第1回授業のガイダンス
 第2回人間関係と心理:自己を知り他者を知り、自己と他者の関係を知る
 第3回人間関係と教育:学校における人間関係


 第4回人間関係とカウンセリング1:スクールカウンセリング

 第5回人間関係とカウンセリング2:学校教育相談・就学支援相談

本日のまとめ





 



 第6回

人間関係をめぐる様々な問題1:発達


 第7回人間関係をめぐる様々な問題2:発達障害と特別支援教育





 第8回人間関係をめぐる様々な問題3:親子関係・虐待








 第9回人間関係をめぐる様々な問題4:不登校とひきこもり
               心の世界


 第10回人間関係をめぐる様々な問題5:いじめ・学級崩壊
                
本日のまとめ
 第11回心理臨床やスクールカウンセリングでみられる様々な問題や疾患


 第12回自己を知る:アセスメントとしての描画法1
       スクールカウンセリングや心理療法としての描画法



 第13回自己を知る:アセスメントとしての描画法2
       スクールカウンセリングや心理療法としての描画法




 第14回自己を知る:アセスメントとしての描画法3
      カウンセリングや心理療法に用いられる描画法



 第15回本授業のまとめ
授業の運営方法テキスト第1章・第2章をよく読んで、描画法についての基礎知識や関心をできるだけもっておいてください。 その上で、授業では、実際の描画法などを実践経験し、その見方を学ぶことなどを目指します。また、実際にカウンセリングや教育相談で用いられた描画についても解説します。

遠隔授業になった場合は、別途お知らせ致します。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法授業内容についてのレポートや質問については、その日の授業の最後に書いてもらい、翌日に回答できるようにします
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 30% 試験を受けることは必須です:テキスト持ち込み可
小論文・レポート 30% 授業中のレポートや提出物
授業参加 40% 授業参加
テキスト 「スクールカウンセリングに活かす描画法−絵にみる子どもの心−」金子書房 橋本秀美著 2009年 2,800円+税
参考文献 適宜授業中に配布します
その他、履修生への注意事項 講義に描画法の実践などを取り入れながらすすめていきますので、積極的な授業参加を望みます。

遠隔授業になった場合は、別途お知らせ致します。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】