[戻る]
科目名生理学
担当者橋本 典生
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目人体の神秘的な機能の基礎を学ぶ
授業の達成目標当授業を受講される学生は、神秘的な生体の構造と機能を理解し、生理学的プロセスの基本的なメカニズムを把握して説明出来るようになる。また、統合的な視点で生理学的システムの相互作用と調節を理解し、健康や病気を理解する基礎的な知識を身につけ、最終的には、糖尿病などの各種疾患の病態を授業で学んだ生理学的メカニズムを用いて説明出来るようになる。
今年度の授業内容細胞の構造と機能、組織や器官の生理学的な特徴についての基本を出来るだけ分かり易く解説する。内容は、生理学的プロセスの中核となる臓器(筋収縮、循環器系、呼吸器系、消化器系、分泌器系など)の構造や機能を初歩から解説し、そのメカニズムを理解出来るように講義を展開したい。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について事前にポータルの「授業資料」に掲示する各回の講義用スライドを読み、疑問に思うことを予め整理しておく。講義終了後はプリントアウトしたスライドを見直して自分なりにまとめ直し理解を深めることを期待する。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項テキストを用いて予習・復習に心がけることを期待する。
第1回ガイダンス:生理学とは
第2回消火器系1:口腔・食道・胃・小腸
第3回消化器系2:大腸・肝臓・膵臓
第4回代謝生理
第5回呼吸器系1:呼吸器の構造
第6回呼吸器系2:呼吸機能
第7回循環器系
第8回血液・免疫系
第9回腎臓・泌尿器系
第10回脳神経系
第11回筋・骨格系
第12回内分泌系
第13回性・生殖系
第14回感覚系
授業の運営方法教員が作成するスライドに沿って各テーマを概説する。スライドは講義日の2日前位にポータルの授業資料欄にPDFファイ ルとして掲示する。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法レポート回収後に、追記必要な点のコメントを加えてフィードバックを図る。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 80% 筆記試験
小論文・レポート 20% 授業内容で疑問に思った点について、2回小レ ポートとしてまとめて提出する。
参考文献 田中越郎 、イラストでまなぶ生理学、医学書院 、2016年坂井建雄・久光正 監修、解剖生理学、医学教育出版社、2016年
高松研、生体のしくみ標準テキスト、医学映像教育センター、2020
照井直人、これならわかる!生理学、ナツメ社、2011
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】
実務経験の概要 医師
実務経験と授業科目との関連性 医学・医療に関する実務家の講義を通じて、科学的根拠に基づく人体の生理について修得する。