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科目名地球科学
担当者三浦 和彦
開講期2023年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目地球システムと地球環境問題
授業の達成目標地球科学は地球に関して空間的、時間的にも総合的に扱う学問である。地球環境問題を科学的に理解する力を身につけることを目標とし、どのような関係があるか説明できるようになる。また、地球科学の基礎を理解し説明できるようになる。
今年度の授業内容地球の誕生以来現在に至る時間、地球上のさまざまな過程や現象が複雑にからみあい、地球の状態を変化させ、現在にみられる状態を作り出してきた。これらすべての過程や現象の全体を一つのまとまったシステムとして考えるのが地球システム科学である。まず、地球システムの一部としての固体地球、大気および海洋、生物圏についてその基礎を学び、さまざまな地球環境問題について解説する。最後に、地球環境問題に関し、私たちのできることについて考える。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について予習:配布資料をダウンロードして印刷し読むこと。疑問に思うことをあらかじめ整理し書き込むこと。(90分)
復習:配布資料などを参考に出席プリントの問題を解き直し、授業内容の理解に努めること。(90分)
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項授業で学んだ事と日常生活や身近に起こる現象を照らし合わせて見ること。普段から自然や季節の変化に関心を持ち、生活を送ること。新聞などの地球環境問題に関する記事を読んでおくこと。
 第1回はじめに シラバスに沿って授業概要、スケジュールなどを説明する。地球環境と地球システムのトピックスを紹介する。
 第2回固体地球(1) 「ハワイが日本に近づいているって本当?」
 第3回固体地球(2) 「地震と火山のしくみは?」
 第4回大気と水循環(1) 「山に登ると涼しいのはなぜ?」
 第5回大気と水循環(2) 「なぜ風は吹くの?」
 第6回大気と水循環(3) 「雨はどうして降るの?」
 第7回大気と水循環(4) 「雷から身を守るには?」
 第8回海洋と海水 「深海の水も循環しているの?」
 第9回気候と異常気象 「集中豪雨はなぜ起こるの?」
 第10回大気汚染 「PM2.5って何?」
 第11回酸性雨とオゾンホール 「原因は何?」
 第12回地球温暖化(1) 「地球の温度は上がっているの?」
 第13回地球温暖化(2) 「地球を冷やすものはないの?」
 第14回エネルギー問題  「再生可能エネルギーって何?」
 第15回地球環境保全 「私たちにできることはないの?」
授業の運営方法pptを用いて解説するので、事前に印刷した配布資料に書き込むこと。
授業時間の質疑と出席プリントの提出をもって出席とする。
対面授業を前提とする。遠隔授業の実施に関しては、Zoomによるリアルタイム授業を基本とする。
具体的内容は、「その他、履修生への注意事項」を参照のこと。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法出席プリントについては、次回の講義にて解答の解説を行う。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% なし
小論文・レポート 30% レポート課題
授業参加 30% 質問への回答など
その他 40% 毎回の出席プリント
テキスト ポータルから資料をダウンロードし印刷して授業に参加すること
参考文献 「越境大気汚染の物理と化学(2訂版)」 藤田・三浦・大河内・速水・松田・櫻井著、成山堂書店、2021
「みんなが知りたいPM2.5の疑問25」 畠山史郎・三浦和彦編著、成山堂書店、2014

その他、履修生への注意事項 対面授業を前提とする。遠隔授業の実施に関しては、Zoomによるリアルタイム授業を基本とする。
初回授業の前に履修生宛にポータルでZoomのID, パスコードを連絡するので、遠隔授業の日はZoomにアクセスし参加すること。
対面授業を欠席する場合は、事前に理由をポータルのQ&Aに連絡すること。授業後に録画を案内するので指定日までに閲覧し出席プリントをポータルの課題提出に提出すること。
遅刻しないこと。
私語を慎むこと。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】