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科目名保育学
担当者相樂 真樹子
開講期2023年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目保育学の知識として、保育の基本(保育内容)、保育制度、乳幼児期の特性と発達、子どもの権利、児童福祉、特別な配慮・支援、保護者支援、保育の課題について学ぶ。
授業の達成目標・保育の基本を理解するとともに、子どもにかかわるさまざまな制度や課題を知る。
・発達の道筋を理解するとともに障がいについても知り、子どもへの適切な援助のあり方を学ぶ。
・子どもを取り巻く様々な課題や問題について触れ、自ら考え解決策を見いだせるようになる。
今年度の授業内容今年度より、保育に関する知識を高めるために保育内容のテキストを使用する。また、関連資料や視聴覚教材を用いて子どもの生活や遊び、児童福祉や子どもの権利等の理解を深めていく。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について準備学習として、事前学習1時間、事後学習1時間を授業毎に実施すること(合計30時間)。
事前学習(予習)の内容は、授業のテーマに関することを自分なりに調べておき、事後学習(復習)は、必要に応じてレポートを課すため、それに置き換える。
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項子どもにかかわるさまざまなことに関心を抱き、自分の意見をもって発言できるようにしておくこと。
 第1回保育の場の機能や保育内容(1)(児童福祉施設としての保育所)
 第2回保育の場の機能や保育内容(2) (学校としての幼稚園)
 第3回保育の場の機能や保育内容(3) (「保育と教育」双方の水準を保障する認定こども園)
 第4回子どもの発達(1)(0歳児の発達と乳児保育)
 第5回子どもの発達(2)(1,2歳児の発達と保育内容)
 第6回子どもの発達(3)(3,4,5歳児の発達と保育内容)
 第7回子どもの生活と遊び(1)  基本的生活習慣と子どもの健康・安全
 第8回子どもの生活と遊び(2)  人的環境としての保育者の役割と保育環境
 第9回子どもの生活と遊び(3)  保育計画と保育内容
 第10回子どもの権利と児童福祉(1) 発達障がいのある子どもへの関わり
 第11回子どもの権利と児童福祉(2) 特別な配慮・支援が必要な子ども
 第12回子育ての負担や不安を抱えている保護者への支援(障がいのある子どもの家族に対する支援含む)
 第13回現代の子育てや保育における課題
授業の運営方法1.保育学の授業内容を基本として保育制度や子ども・保護者の実態を理解するため、今年度よりテキストを使用する。
  また、授業テーマに基づいた動画・資料の読み取りなどを加え、授業内容の振り返り等を含めた課題やレポートの提出を求める。
  なお、本授業はオンラインによるオンデマンド型の授業形態となるため、授業内容の動画は一定の期間配信しポータルやメールを用いて質問や議論を行う。
  授業に必要なツールとして、大学のポータルやMicrosoft Teams等を使用する。

2.月曜日実施科目のため、授業スケジュールは13回で実施する。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法履修学生より提出された課題・レポートについては、教員が提出物の内容を確認し、コメントを付け加えるなどして返却する。また、定期試験の実施方法や内容等については、授業最終回(第13回)までに履修学生へ通知する。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 40% 定期試験を実施する
*授業で学んだことを理解し、自分なりの考えをもつこと
小論文・レポート 50% 設定テーマごとにレポートを課す
授業参加 10% 授業態度・教員との意見交換等
テキスト 『改定版 保育内容の基礎と演習』柴崎正行編著,わかば社,2018 を授業に使用するため必ず購入すること。
参考文献 『保育所保育指針解説』(厚生労働省,フレーベル館)・『幼稚園教育要領解説』(文部科学省,フレーベル館)・『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説』(内閣府,文部科学省,厚生労働省,フレーベル館)
その他、履修生への注意事項 (授業の実施方法)
・Microsoft Teamsを使用したオンラインによるオンデマンド型授業とする。
・オンデマンド型授業の為、毎回授業動画を視聴し、課題・レポートを期日までに提出する。

(授業の出席・課題・レポート等について)
・履修学生から提出された課題・レポートについて授業担当者の確認が終了した時点で、出席とする。
 *期日を過ぎた場合は、欠席になるため、十分注意すること

(評価について)
・提出された課題やレポート、定期試験結果を含め、総合的に評価する。

(授業実施関連)
・本授業は月曜日実施科目のため、1時限105分、13回で実施する。

卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】
実務経験の概要 幼稚園教諭・保育士(認可保育園,子ども家庭支援センター)・早期発達支援士
実務経験と授業科目との関連性 幼稚園教諭、保育士、早期発達支援士としての勤務・実務経験を踏まえた講義を通して、保育学について講義を行う。