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科目名認識論
担当者阿部 里加
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目ものごとを複眼的にとらえる力や自主的・総合的に考える能力を養う。
授業の達成目標①認識のしくみを説明できる。
②情報や他者の意見を認識するさいに注意することを説明できる。
③ものごとを自主的かつ複眼的に認識したうえで、自分の考えを述べることができる。
今年度の授業内容ひとは世界や他者の意見をどのように認識しているか解説し、現代社会において
情報の真偽を見分け、適切な判断をするために必要な知見を学ぶ。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について次の授業の予習として、5~15頁のテキストを読んでもらうことがあります。
所要時間は約1~2時間。
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項読んでもらうテキストはこちらで準備します。
第1回イントロダクション:授業の内容・進め方・成績評価の仕方
第2回認識論の歴史(1)古代
第3回認識論の歴史(2)近代
第4回認識論の歴史(3)現代
第5回認識と行為の関係(1) 欲求・思考・想像力
第6回認識と行為の関係(2) 立ち止まり・観察
第7回情報の真偽:映画を観て考える
第8回ファクトチェックの意味
第9回批判的思考と情報リテラシー
第10回判断:集団と個人
第11回誤認識:先入見・偏見・信念・感情移入・集団的バイアス
第12回認識的不正(1)解釈
第13回認識的不正(2)不正義
第14回まとめとレポートにかんする指示
授業の運営方法①前回のふりかえり          20分
②各回のトピックについて説明     40分
③練習問題              30分
④リアクションペーパー(クリッカー) 10分
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法授業中の質問を受け付けます。それ以外の質問はポータルで受け付けます。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
その他 40% リアクションペーパーの内容を評価します。
授業参加 20% 課題への取り組みを評価します。
小論文・レポート 40% レポートを提出してもらいます。
定期試験 0% 実施しません。
テキスト 教科書は指定しません。
参考文献 情報文化研究所『情報を正しく選択するための認知バイアス事典―行動経済学・統計学・情報学』、
フォレスト出版、2021年。
ミランダ・フリッカー『認識的不正義―権力は知ることの倫理にどのようにかかわるのか』、
佐藤邦政監訳、飯塚理恵訳、勁草書房、2023年。
その他、履修生への注意事項 ・連絡とテキストの配布はポータルを通して行います。頻繁にチェックして見落とさないようにしてください。
・リアクションペーパーは毎回授業時にクリッカーで提出してもらいます。
授業で使用するパワーポイントのファイルは配布しませんのでご承知おきください。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】
実務経験の概要 「認識論」・「倫理学入門」等の科目を担当。
実務経験と授業科目との関連性 人文社会科学の諸科目と深く関連する。