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科目名認識論
担当者阿部 里加
開講期2023年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目ものごとを複眼的に見る眼や自主的・総合的に考える能力を養う。
授業の達成目標①認識のしくみを説明できる。
②情報を認識するさいに気を付けることを説明できる。
③ものごとを複眼的かつ自主的に認識したうえで、自分の考えを述べることができる。
今年度の授業内容ひとは世界や他者の意見をどのように認識しているか解説し、情報社会において適切な判断をするために
必要な知見を学ぶ。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について次回の授業の予習として、5~20頁のテキストを読んでもらうことがあります。
所要時間は約1~2時間。
合計60時間
自習に関する一般的な指示事項読んでもらうテキストはこちらで準備します。
 第1回イントロダクション:授業内容・進め方・成績評価の仕方
 第2回認識論の歴史(1) 古代・近代
 第3回認識論の歴史(2) 現代
 第4回誤認識:先入見・偏見・信念バイアス・感情移入バイアス・集団的バイアス
 第5回認識と行為の関係(1) 欲求・思考・想像力
 第6回認識と行為の関係(2) 立ち止まり・観察
 第7回情報社会におけるファクトチェック

 第8回情報リテラシーとは何か:映画を観て考える

 第9回個人的判断

 第10回集団的判断

 第11回批判的思考:個人レヴェルと市民レヴェル
 第12回批判的思考の育成(1) 異文化および異分野コミュニケーション
 第13回批判的思考の育成(2) 科学技術のフィードバック
 第14回情報社会における認識と判断
 第15回授業のまとめとレポートにかんする指示
授業の運営方法①前回のふりかえり      20分
②各回のトピックについて説明 40分
③練習問題          30分
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法授業中の質問を受け付けます。それ以外の質問はポータルを通して答えます。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
その他 40% リアクションペーパーの内容を評価します。
授業参加 20% 課題への取組みと授業中の発言を評価します。
小論文・レポート 40% レポートを提出してもらいます。
テキスト 教科書は指定しません。
参考文献 ハンナ・アーレント『責任と判断』、中山元訳、筑摩書房、2007年。
ショシャナ・ズボフ『監視資本主義:人類の未来をかけた闘い』、野中香方子訳、東洋経済新報社、2021年。
楠見孝・道田泰司(編)『 批判的思考と市民リテラシー:教育、メディア、社会を変える21世紀型スキル』、誠信書房、2016年。
情報文化研究所『情報を正しく選択するための認知バイアス事典:行動経済学・統計学・情報学』、フォレスト出版、2021年。
その他、履修生への注意事項 テキストの配布および連絡はポータルを通じて行います。頻繁にチェックして見落とさないようにしてください。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】