科目名 | 家政学 | |
担当者 | 赤松 瑞枝 | |
開講期 | 2024年度秋学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 2単位 | |
授業の方法 | 講義 | |
授業題目 | 命の大切さを知る/今後のライフコースを設計する | |
授業の達成目標 | 第一段階として、性の健康、妊娠、出産、育児に関する知識を取得し、命の大切さを実感すると共に、命を育む女性として日常生活上留意すべきことについて説明できるようになることを達成目標とする。第二段階として、家庭生活の経営手法について学び、家族が健康に生活するために留意すべきことについて説明できるようになることが目標である。第三段階の達成目標は、現代社会における女性の働き方の特徴、職場の多様性及びそれらの問題点を理解し、それらを基に今後のライフコースを具体的に設計できるようになることである。 | |
今年度の授業内容 | まず、妊娠・出産における女性の心身変化や育児中の留意点、性の健康に関して学ぶ。次に、妊婦や子育て期の女性が健康に生活するために必要なことは何かについて、住宅内自己の視点から学習する。さらに高齢期になった場合の心身の変化と生活上の必要な対応について把握する。最後に就職活動や仕事をする上で必要な知識、結婚・出産と仕事との関係、それらを両立させるために求められる工夫や、両立にあたって直面する問題点、パートナーシップのあり方を理解する。 | |
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 配信される予習用の動画を視聴すること。各回のテーマやゴール、学習の目的、学びの流れを把握するとともに、重要語句の意味調べを行う。 講義後は、Forms で作成された復習問題に回答して自己採点し、間違えた箇所がある場合は、何故間違えたかを分析する。さらに次回の講義や復習問題への取組目標を設定すること。 |
合計60時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 講義で得た知識の定着と復習問題への取組姿勢振り返りをしっかりと行うこと。 加えて、身近な生活上の問題、特に家族の生活や子育て、女性の人生設計に関する問題に興味・関心を持ち、情報収集をしたり、それらについて考える機会を作ることができると良い。 |
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第1回 | ガイダンス | |
第2回 | 妊娠・出産の現状と妊婦の健康な生活 | |
第3回 | 性の健康 | |
第4回 | マタニティマークについて考える | |
第5回 | 子育て期の健康な生活(1)住宅内事故の実態 | |
第6回 | 子育て期の健康な生活(2)住宅内事故の防止方法 | |
第7回 | 高齢者の心身特性と生活(1)認知症とその対応方法 | |
第8回 | 高齢者の心身特性と生活(2)人生100年時代を踏まえて | |
第9回 | 女性学生の”納得”就活 | |
第10回 | 仕事と妊娠・子育ての両立 | |
第11回 | ワークライフバランスについて | |
第12回 | パートナーとの生活について考えよう | |
第13回 | 多様なパートナーシップ | |
第14回 | まとめ | |
授業の運営方法 | 教員がプレゼンテーション資料を用いて講義を行う。受講生は解説を聞きながら、重要と思われる内容を各自ノートテイキングする。 ポイントとなる項目について、受講生自身が調べたり、考えたりする時間も確保する。 講義終盤には、受講内容を整理したり、テーマに関するトラブルの実践的な解決方法を考えたりするために、知識の応用問題(記述式 1問)に取り組む。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | レポート回収後、全体的な講評をポータルにて配信する。受講生の同意が得られれば、匿名にて模範解答を示す。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない |
小論文・レポート | 25% | 期末レポート |
授業参加 | 65% | 復習問題の正解率 |
その他 | 10% | 取り組み評価レポート |
テキスト | 指定しない |
参考文献 | ・大沢真知子「21世紀の女性と仕事」左右社 2018年 1850円(税抜) ISBN978-4-86528-195-8 |
関連ページ | 適宜紹介する |
その他、履修生への注意事項 | 解説に使用するプレゼンテーション資料は講義中にのみ提示しますので、各自筆記用具とノート類を持参し、ノートテイキングを行ってください。公欠者には別途対応します。 詳細はガイダンスにて説明しますので、受講希望者は必ず第1回講義に出席してください。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【全学共通科目】 |