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科目名記号論
担当者若狭 基道
開講期2023年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数2単位
授業の方法講義
授業題目記号論から見た言語と文化
授業の達成目標言語を記号論の観点から考察することを通して、記号論の基本的な考え方、用語が説明できるようになることを目標とする。可能ならばそれらを様々な事象に応用することも目標としたい。
今年度の授業内容初めに記号の代表である言語を取り上げて講義する。どの言語にも見られる言語の本質的な性質を講義していく。具体例を豊富に用い、極度に抽象的な話にならないようにする。その後は人間の創り出す文化を記号論の観点から観察する。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について授業後にノートで内容を振り返りつつ、自身の日常生活の中のどのような事象と関係しているかを考え、理解を深めること。 合計60時間
自習に関する一般的な指示事項参考文献(別途指示する)を積極的に読む姿勢が望まれる。
 第1回導入:記号とは何か
 第2回符号を超えた言語の性質
 第3回伝達
 第4回伝達の型
 第5回記号の構成
 第6回イーミック・エティック
 第7回シニフィアン
 第8回シニフィエ
 第9回示差的特徴
 第10回統辞論
 第11回テクスト
 第12回言語に近い文化
 第13回道具は記号か?
 第14回言語と文化の相同性
 第15回中心と周縁
授業の運営方法対面の講義形式で行う予定である。毎回授業の終わりに講義の内容を理解したかどうかを確認するための簡単なテストを行う。
遠隔授業を実施する場合には、Teamsを利用する。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法毎回の小テストは、次回講義冒頭にて解答の解説と講評を行う。また、小テストの答案用紙には、質問やコメントがあれば書いてよい。次回の授業で必要に応じて取り上げて紹介、解説する。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 30%
小論文・レポート 0% 実施しない
授業参加 0% 出席のみによる加点はない。授業態度が悪い場合には大きく減点する。
その他 70% 毎回の小テスト
テキスト 用いない
参考文献 池上嘉彦(1984)『記号論への招待』岩波書店(岩波新書、黄版258)
その他、履修生への注意事項 対面の場合、小テストの提出をもって出席と見做す。
遠隔授業については、Microsoft Teamsを利用し、リアルタイムで行う。事前にTeamsのコードを伝えるので、遠隔授業の日はTeamsにアクセスし、コード入力をしてチームに参加すること。授業末の小テストはポータルの課題提出機能を利用し、その提出をもって出席と見做す。最後の定期試験が行えない場合はポータルでの課題提出をもって代替する。

卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】