科目名 | MOS基礎演習 | |
担当者 | 黒田 涼 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | Microsoft Office Specialist(MOS)試験対策 | |
授業の達成目標 | Microsoft Office Specialist(MOS)試験科目のうち、「Word」「Excel」に合格するだけの力を身につけることを目的に授業展開いたします。 さらに、試験対策だけではなく、より幅広いMicrosoft Office機能を理解し、学習・就職に活用できる技術習得を目指します。 科目の設定目標: Microsoft Office Specialist 合格水準の知識・技能の習得です。 |
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今年度の授業内容 | Microsoft社が実施するMicrosoft Office Specialist試験の「Word」および「Excel」について合格レベルを目指し、アプリケーション中級レベルの操作方法を学習します。 Wordはスタイルの作成、データの差込、脚注と相互参照などレポート作成や業務にも利用される機能などを中心に学習を進めます。 Excelは、検索関数と行列関数、フィルタとリスト作成、ピボットテーブルなどを講義、演習、および課題作成を通して習得していきます。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | Word および Excel の資格試験は、実践的な文章作成を想定して問題が出題されます。 これらの問題に素早く回答するためには、PCの操作、WordやExcelのメニュー構成について理解しておく必要があります。 まずは、WordやExcelの使い方から慣れていく必要がありますので、失敗を怖がらずどんどん操作をしてください。 大学のPCの場合、ログオフすることで初期状態に戻りますので、操作を間違えても壊れる心配はありません。そのためどんどんPCに慣れていきましょう。 |
合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 文章作成時・表計算作成時にさまざまな機能を利用するように心がけてください。 | |
第1回 | Microsoft Office Specialist試験についての説明、Wordの復習(コンピュータ・コミュニケーションIの文章作成内容について、フォルダ構成について) | |
第2回 | Word(1)文書の作成とカスタマイズ:(テンプレートの活用、文書にテーマを適用、ページ設定、ヘッダーとフッター、段組み、目次や索引の作成、ハイパーリンク) | |
第3回 | Word(2)文章の設定:(文字と段落へのスタイルの適用、 タブの設定、文字列のコピーと貼り付け、検索と置換、改ページ、セクション区切り) | |
第4回 | Word(3)ビジュアル・コンテンツの操作:(図の挿入、図の設定、ワードアート、文書プロパティ、テキストボックス) | |
第5回 | Word(4)文章の整理:(クイックパーツの利用、箇条書き、段落番号、アウトライン、表の活用、引用や参考文献の一覧、差込印刷) | |
第6回 | Word(5)文書の校閲:(文書内の移動、ウインドウの整列・分割・ズーム、文書の比較、変更履歴、コメント) | |
第7回 | Excel(1)データの作成と操作:(データのコピーと貼り付け、オートフィル、入力規則の設定) | |
第8回 | Excel(2)書式の設定:(ワークシートの表示と分割、ワークシートの各種操作)ワークシートの書式、行と列の挿入と削除、表示と非表示、セルへの書式設定、テーブルの操作) | |
第9回 | Excel(3)数式の作成と編集(1):(参照、数式、集計、小計) | |
第10回 | Excel(4)数式の作成と編集(2):(条件付き数式、数式によるデータの検索) | |
第11回 | Excel(5)数式の作成と編集(3):(条件付き論理、数式による文字列の書式設定、編集) | |
第12回 | Excel(6)データの視覚的表現(1):(グラフの作成と編集、条件付き書式) | |
第13回 | Excel(7)データの視覚的表現(2):(条件付き書式、データの並べ替えと抽出) | |
第14回 | Excel(8)セキュリティ設定:(ブックの保護と共有、ブックの印刷設定) | |
授業の運営方法 | コンピュータ教室にて、操作方法の説明を行い、練習問題を提示していきます。 | |
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | Microsoft teamsを利用します。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 試験は行いません。 |
小論文・レポート | 30% | 総合演習の評価 |
授業参加 | 50% | 授業毎の理解度調査、授業中の作業内容提出 |
その他 | 20% | 授業中の課題提出 |
テキスト | テキストは授業中に配りますので、用意していただく必要はありません。 テキストのデジタルデータはクラスプロファイル・teamsにて配布いたします。 |
その他、履修生への注意事項 | 出席を毎回確認しますので、積極的に参加してください。 出席カウント基準:出席確認・課題の提出を出席といたします。 評価方式:出席:50%,最終課題:30%,授業毎の提出課題:20% 課題の掲示は、クラスプロファイルにて行います。 掲示時間はおおよそ授業開始時間にいたします。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【全学共通科目】 |
実務経験の概要 | ソフトウェア開発業務に携わり、多種多様なアプリケーションの提案・設計・開発を担当 |
実務経験と授業科目との関連性 | Microsoft Officeは業務遂行のための基本的なツールになります。特にWordやExcelは、PCを使った業務遂行には高確率で必須スキルです。Officeをどれだけ使えるかを具体的な資格で表せると、説得力のあるアピールになります。提案書・設計書作成を踏まえた文章作成は、レポート作成にも活用でき、実務経験を生かした講義を展開できると考えています。 |