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科目名マルチメディア基礎演習(音楽制作)
担当者海津 ヨシノリ
開講期2024年度秋学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目コンピュータ音楽制作と音声処理
授業の達成目標視覚障碍者にやさしいインターネットコミュニケーションの主役は音声です。読み聞かせで癒し、芸術音楽で癒すことも、音声圧縮やストリーミングなどのインターネット技術の発展で可能となりました。マイクや楽器で音声を録音してデジタルデータ化する、あるいは、自らMIDIで作曲したデータをインターネットで快速に表現できる技法を習得し、さらに、芸術表現としての各国の風土に根ざした音楽芸術について考えること、を目標とします。
今年度の授業内容・DTM(デスクトップミュージック)の基礎概念の理解。
・フリーウェア作曲ソフト(Online Sequencer, AudioMass, PatternSketch, Online Voice Recorde, Typatone, Song Maker等)、市販作曲ソフト(Studio One)による作曲と編曲。
・音声録音方法、MIDI等の音声圧縮データのWebサイトによる再生。
・民族音楽の理解と編曲。
・インターネットラジオ発信方法と音楽CD制作の実際を実習します。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間についてパソコン教室と各自のPCで、実際にソフトウェアを操作しながら、音楽制作方法を学ぶ。期末には課題として楽曲作品を制作する。Windows、macOS環境で同一ソフトを使う。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項ソフトウェアの使用方法については、授業後に必ず復習しておくこと。また、普段、音楽を鑑賞する際には、リズムやコード進行などに意識をすること。
第1回オリエンテーション/ソフトウェア環境の理解と基本操作の習得。音楽芸術や民俗音楽を聴く。
第2回様々な音楽ファイル型式と互換性及び音楽著作権について
第3回DTM(デスクトップ/ミュージック)の基礎概念(1)正しい音の出るWebサイト入門
第4回DTM(デスクトップ/ミュージック)の基礎概念(2)コード進行の基本とリズム考
第5回DTM(デスクトップ?ミュージック)の基礎概念(3)変則処理とループ処理
第6回マイクで録音した音声ファイル(録音絵本)の保存と発信。スマートフォンでの処理の可能性。
第7回MIDI(ミディ、Musical Instrument Digital Interface)の基本
第8回MML(テキスト音楽)による作曲実習
第9回楽器や音の出るオモチャ等による楽曲作成の録音と活用
第10回市販高機能作曲ソフト(Studio One)での無伴奏曲の作曲実習
第11回市販高機能作曲ソフト(Studio One)での無伴奏曲の作曲実習、様々な演奏技法、楽器の録音
第12回2声以上の作曲、コード進行による作曲、ドラムパターンの制作
第13回2声以上の作曲、コード進行による作曲、民族音楽の様式
第14回CD-ROM及びプレゼンテーションデータの作成に講評と鑑賞
授業の運営方法コンピュータ室で各自パソコンを使用して、作曲・編曲・録音し、音楽Webページを作成します
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法ソフトウェアの習得と作品制作を同時に行うので、PC操作も含め不明な点はメールなどで随時質問するようにしてください。毎回出す簡単な課題が授業の予習と復習に繋がるようにします。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない。
小論文・レポート 10% DTMに関するレポート課題を作成(考察力と表現力)
授業参加 50% 授業内簡易課題
その他 40% 作成された音楽/音声Webサイトで評価する
テキスト インターネット教材を使用します
参考文献 はじめてのMusic Creator/山口道明著/工学社/ISBN-13: 978-4777517923
関連ページ 授業時にリンクデータをWord文書にて配布・指示する。
その他、履修生への注意事項 基本的に各自のPC(Windows, macOS)で作業を行います。他、状況に合わせて内容を若干変更することがありますが、Windows,macOSで共通のフリーツールを利用します。欠席すると次回以降の授業に大きく支障を来すので、可能な限り出席を心がけてください。万一、欠席した場合は、授業についていけるように工夫してください。音符が読めなくても履修には何も問題ありません。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】
実務経験の概要 1995年頃より、グラフィックデザイナーとしてメディアなどでCGツールのレクチャーを展開。DTM等にも触れる。
https://www.kaizu.com

実務経験と授業科目との関連性 写真撮影、画像処理、3DCG、アニメーション、モーショングラフィック、映像制作および、それらに関連してのDTM制作。