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科目名マルチメディア基礎演習(音楽制作)
担当者伊藤 穣
開講期2023年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目Windows PCソフトを用いた音楽制作の実践
授業の達成目標Windows PCで動作する音楽制作ソフトを用いて、BGMや歌唱付きのオリジナル楽曲を制作できるようになる。
今年度の授業内容PC教室において、音楽制作ソフト「Studio One」等を操作しながら、その操作方法や、楽曲の基本的な構成、音楽理論の基礎的な知識を身につけてゆく。具体的には、コードやスケールに基づく作曲を体験するほか、J-POPなどを題材とし、楽曲の基本的な構造を理解したうえで、オリジナルの楽曲を制作する。
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について授業で扱ったソフトについて、技術と知識の定着を図るため、複数回、合計で週に1時間以上の復習を行うこと。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項アプリケーションを実際に使用し、授業内で行った課題に再度取り組むほか、積極的に音楽を聴き、その構成を分析する。

授業ではWindows PC上で動作するソフトウェアを用いる。自宅にWindows PCがない場合は、大学のPC教室などを利用して自習する。
 第1回授業の進め方の説明
音楽ファイル形式の種類とその変換方法、Studio One の起動と基本的な操作
 第2回アプリケーションの使用方法と実践(1)基本操作、音符の入力、リズムトラックの入力
 第3回アプリケーションの使用方法と実践(2)スケールとキーの理解、スケールに基づく作曲
 第4回アプリケーションの使用方法と実践(3)コードの基本(三和音、ダイアトニックコードを中心に)、コード進行の作成
 第5回Vocaloidの利用(1)Piapro Studioの基本操作
 第6回ボーカロイドの利用(2)歌唱スタイル、歌声の調整、スケールに基づくメロディ作り
 第7回メロディにコードを付ける練習:コードとベースライン、音源の調整
 第8回コードにメロディをつける練習:簡単なストリングスアレンジ、楽曲の分析
 第9回ループ素材を用いた楽曲制作

 第10回コーラスとオブリガート

 第11回コードの応用:パワーコード、sus4、ディミニッシュ、三部構成の楽曲の制作
 第12回期末課題の楽曲制作に向けた企画立案、16小節分のメロディの試作
 第13回オリジナル楽曲の制作(1)
 第14回オリジナル楽曲の制作(2)
 第15回オリジナル楽曲の提出と講評
授業の運営方法音楽制作ソフトの使用方法や音楽について教員が説明する。毎回、学生は簡単な例題に取り組んだうえで、提出課題に挑む。演奏や作曲の経験がなくても技術が身につくように、基本的な事柄から解説する。
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法学生から提出された課題をもとに、全体的な傾向や注意点について次回授業で指摘する。学生から提出された課題を全体に示す場合もある。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 0% 実施しない。
小論文・レポート 0% 実施しない。
授業参加 60% 毎回の提出課題を総合的に評価する。
とくに、授業内で説明した内容が反映されているかを重視する。
その他 40% 期末課題として提出された制作物を総合的に評価する。
テキスト 授業時に配布する。
参考文献 指定しない。
関連ページ 指定しない。
その他、履修生への注意事項 普段は、音楽は純粋に楽しむ姿勢で構わない。しかし時には分析的に聴くことも試みてほしい。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】