科目名 | Web制作 | |
担当者 | 柴田 徹 | |
開講期 | 2024年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | Webページ作成の基礎 | |
授業の達成目標 | 本授業では,Webページ作成の基礎を学修し,簡単なWebページが作成できるようになることを目指します。達成目標は次の通りです。 1. HTMLとCSSを用いて,簡単なWebページが作成できるようになる。 2. HTMLとCSS,Javascriptを用いて,簡単な動的Webページが作成できるようになる。 |
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今年度の授業内容 | 1. 一連の授業を通して,Webページ作成に用いられるHTML(HyperText Markup Language)およびCSS(Cascading Style Sheets)の基礎,ならびに,動的なWebページ作成に用いられるJavascriptの基礎について,講義と演習を組み合わせた形で学修します。 2. 毎回サンプルファイルを配布します。 3. 各回の課題および総合演習(最終課題)で,知識・理解の定着を図ります。 4. 高度な内容は扱いませんが,プログラミング科目ですので,まったくの初心者には理解しづらい内容を含みます。(「その他,受講生への注意事項」の【重要】を参照。) 5. パソコンの基礎的な操作(OSやテキストエディタの操作,タイピング等)ができることが大前提です。 6. テキストや教材,課題等は,すべてWindows向けに作成します。 |
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準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 1. 高度な内容は扱いませんが,プログラミング初心者には理解しづらい内容を含みます。毎回事前にテキストの当該ページをよく読んで,内容を理解するように努めること。 2. 授業後はテキストの当該ページおよびサンプルプログラム等を参考にしながら,毎回指定された課題に取り組むこと。 |
合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | Webページを漫然と眺めるのではなく,どのように作られているのか,どのような工夫が施されているのか等,研究的,分析的な視点から閲覧する習慣を身につけて下さい。既存のWebページからは多くのことが学べます。授業時間内はもちろんのこと,授業時間外の自主的な学修も重要です。 | |
第1回 | 授業の進め方についての説明,HTMLの概要,テキストエディタによる入力と保存,タグ,文書型宣言,文字コード,テキストの表示,段落,改行,ページタイトル | |
第2回 | グループ化,文字色,フォントの種類,サイズ等の指定,箇条書き | |
第3回 | ページの背景の指定,画像の表示,ハイパーリンク | |
第4回 | インラインスタイルと内部スタイルシート,セレクタ,class属性とid属性 | |
第5回 | 表の基本構造,見出しセル,枠線,セル内の余白,セルの間隔,表の大きさ,セルの結合,タイトル,その他の指定 | |
第6回 | CSSによる回転・移動・拡縮,切り換え効果,アニメーション | |
第7回 | 音声・動画の再生,外部スタイルシート | |
第8回 | Javascriptの概要,テキストの表示,関数定義,変数,日付と時刻の表示 | |
第9回 | 条件分岐,繰り返し(反復),演算子 | |
第10回 | イベント処理 | |
第11回 | JavascriptによるHTML,CSSの操作 | |
第12回 | Javascriptとcanvasタグによる描画 | |
第13回 | 外部スクリプトファイル | |
第14回 | 総合演習(最終課題への取り組み) | |
授業の運営方法 | 1. コンピュータ教室において,実際にコンピュータを操作しながら学修を進めます。 2. 授業資料等はMicrosoft Teamsで配布します。 3. 課題の提出もTeamsで行います。 4. 原則として各回(各講)に課題を設けます。 5. 定期試験は行いません。学修の成果を最終課題にまとめ,提出します。 |
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課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 1. Microsoft Teamsを用いて課題の提出を行い,個々に添削・再提出指示等を行います。 2. 次回の授業で各回課題の解説を行います。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | なし |
小論文・レポート | 30% | 最終課題の評価 |
授業参加 | 70% | 1. 各回課題の評価(課題点,50%),2. 授業参加度,学習意欲・態度等(平常点,20%) |
その他 | 0% | なし |
テキスト | 柴田徹『改訂版 基礎Webプログラミング ——大学共通課程 情報処理科目 演習テキスト——』(株)DTP出版,2023年(ISBN978-4-86211-819-6),税込1,430円。 【テキスト販売のお知らせ】 1. 本授業ではテキストを使用します。履修者は必ず購入して下さい。 2. テキストは初回の授業で販売します。 3. 価格は,税込1,430円です。 4. お釣りが発生しないよう,1,430円ちょうどをご用意下さい。 ※価格の上昇を抑えるために大学生協や一般書店,Amazon等には流通させておりません。 |
参考文献 | HTMLクイックリファレンス |
その他、履修生への注意事項 | 1. 授業開始時刻になったら出欠を確認します。 2. 教室内での飲食,過度の私語,ケータイの使用,授業内容とは無関係なWebサイトの閲覧,他科目のレポート作成等,非常識・無常識な行為には,厳しく対処します。 3. 本授業においてはMicrosoft Teamsを使用します。初回授業までに受講生にTeamsの登録コードをお伝えしますので,大学と自宅の双方からアクセスできるようにしておいて下さい。 4. 課題は,Microsoft Teamsの指定の場所に提出します。 5. 課題の提出期限は,各回(各講)ごとに指示します。 6. 提出された課題は,添削の上,期限内に再提出を指示することがあります。 7. 課題の不正提出(ウェブ上からのコピー&ペースト,他の受講生の課題の写し・一部修正,課題未提出事由の虚偽申告等)には,厳しく対応します。 【重要】本科目の授業においては,ソフトウェアの使い方ではなく,Webプログラミングの基礎を学修します。こうした経験が少ないこともあって,受講生の多くは「難しい」と感じるようです。例年,単位取得率もよろしくありません(50%前後)。努力,忍耐,辛抱,苦労,地道,不屈,熟考,精確,工夫,積み重ね,挑戦などが嫌いな人には,受講をお薦めしません。若干ですが,数学的な知識・思考も必要になります。よく考えて履修登録を行って下さい。 |
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