科目名 | 画像処理基礎演習 | |
担当者 | 田辺 公一朗 | |
開講期 | 2023年度春学期 | |
科目区分 | 週間授業 | |
履修開始年次 | 1年 | |
単位数 | 1単位 | |
授業の方法 | 演習 | |
授業題目 | コンピュータを利用した2次元画像(2DCG:平面画像)の編集・作成 | |
授業の達成目標 | ・ 画像処理の基本的な知識や手法について説明することができるようになる。 ・ 画像処理ソフトウェアの基本操作ができるようになる。 ・ 画像の編集や作成ができて、その過程を説明できるようになる。 |
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今年度の授業内容 | 授業では、まず、コンピュータで扱う形式のディジタル画像(絵や写真等の2次元画像)に関する基礎知識を学習する。そして、ディジタル画像の処理(修正・編集・合成等)や画像の作成における基本的な技法を、ソフトウェアを用いた実習を通じて学習する。ソフトウェアは、 Photoshop (場合によっては GIMP)の使用を予定している。 | |
準備学修 予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について | 事前に各回のテキスト該当章を読み、内容を把握しておく。 授業後は、テキスト該当章を熟読し、理解を深めること。また、テキストの練習問題を実施して、画像処理ソフトウェアの操作に慣れること。 |
合計15時間 |
自習に関する一般的な指示事項 | 反復して練習することが理解につながるので、復習をしっかり行うこと。 | |
第1回 | 【ガイダンス】 授業の概要とディジタル画像の基礎について講義する。また、画像処理ソフトを起動し、インターフェイスを確認する。 |
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第2回 | 【選択範囲】 画像の一部分を選択する方法について説明し、実際に操作してみる。 |
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第3回 | 【ペイントツール】 色の設定と、基本的な描画(線を描く・色を塗る等)の操作ついて、講義・演習を行う。 |
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第4回 | 【レイヤー】 同じ平面に何枚もの透明な層を重ねたように画像を管理できる機能であるレイヤーの使い方について、講義・演習を行う。 |
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第5回 | 【文字とパス】 文字の入力と加工のやり方と、ペンツールを使ったパスの作成と編集について、講義・演習を行う。 |
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第6回 | 【図形の塗りつぶし】 グラデーションとパターンを用いた描画について、講義・演習を行う。 |
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第7回 | 【マスク】 画像の一部だけを表示したり切り抜いたりする方法について、講義・演習を行う。 |
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第8回 | 【フィルタ】 画像全体や選択した範囲に加工を適用したり、画像を浮き彫りにしたりする特殊効果の設定方法について、講義・演習を行う。 |
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第9回 | 【よく使われる描画の技法】 デザインで一般的な表現手法について、講義・演習を行う。 |
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第10回 | 【フォトレタッチ】 写真を補正・修正・加工する基本的な方法について、講義・演習を行う。 |
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第11回 | 【画像の合成】 複数の素材を組み合わせて画像を作る方法について、講義・演習を行う。 |
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第12回 | 【グラフィックデザインの作成】 ポスターなどによく使われるパーツの作成や組み合わせについて、講義・演習を行う。 |
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第13回 | 【CGの作成1】 画像の修正・加工・合成により、CG作品を作成する。 |
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第14回 | 【CGの作成2】 画像の描画・特殊効果の設定・画像の合成により、CG作品を作成する。 |
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第15回 | 【まとめ】 これまでの授業内容について振り返る。 |
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授業の運営方法 | 授業では、まず、その回のテーマに関する講義を行い、画像処理の手法や知識について学ぶ。次に、テーマに関する演習を行い、CGの手法を具体的に学ぶ。 | |
課題 試験やレポート等に対するフィードバックの方法 | 課題提出後、後の回の授業にて全体的な講評を行う。 |
評価の種類 | 割合(%) | 評価方法・評価基準 |
定期試験 | 0% | 実施しない。 |
小論文・レポート | 0% | 実施しない。 |
授業参加 | 50% | 演習成果の達成度によって評価する。 |
その他 | 50% | 課題(CG作品)の達成度によって評価する。 |
テキスト | 柘植,上原,吉田,角田「世界一わかりやすい Photoshop 操作とデザインの教科書[改訂3版]」技術評論社(2020)2280円+税 ISBN 9784297113179 |
参考文献 | 適宜、授業で紹介する。 |
その他、履修生への注意事項 | Windowsの基本的な知識や操作を習得していることが前提である。また、各回の授業はそれ以前の授業内容を前提とするので、継続して参加することが必須である。 遠隔授業については、Teams または Zoom を用いてリアルタイムで行う回と、オンデマンドで行う回を予定している。必要な情報は、事前にポータルの掲示により連絡する。また、出席は、リアルタイムの回は授業内で確認し、オンデマンドの回は課題の提出によって出席とする。 |
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 | カリキュラムマップ【全学共通科目】 |