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科目名情報リテラシーI
担当者北久保 茂
開講期2024年度春学期
科目区分週間授業
履修開始年次1年
単位数1単位
授業の方法演習
授業題目コンピュータの基本操作と情報倫理
授業の達成目標パーソナルコンピュータの基本的な使用方法や、インターネットを安全に利用するための技術や知識を身につけ、資料や文献を検索し活用する能力を養う。また、レポートの作成を円滑に行えるように、文書作成アプリケーションの操作方法を学ぶ。さらに、訓練によりブラインドタッチを身につける。これらにより、大学において学んでゆくうえでの基礎的な情報リテラシーの獲得を目標とする。
今年度の授業内容Microsoft Windowsを用いて、メールやウェブ、オフィスソフトなどの基本的な操作方法について練習問題を用いた実践的な訓練を行う。また、ブラインドタッチを身につけるため、一定の基準をクリアすることを成績評価に加える。 さらに、情報倫理や、情報セキュリティについて、グループワークを通して議論する中で確かな知識を身につける。教職課程においては、「情報リテラシーⅠ・Ⅱ」が「情報機器の操作」の科目に該当する。
準備学修予習・復習等の具体的な内容及びそれに必要な時間について授業で学んだ各種ソフトの操作を復習する。情報倫理や情報セキュリティに関するニュースに目を通したり、実際に配慮した活用をする。 合計15時間
自習に関する一般的な指示事項必ず復習を行い、基礎的な知識や技能を充分に身につけるように努力すること。また、積極的に資料や解説書、Webサイトなどから情報を得て、自律的に問題解決をするように心がけること。
第1回授業の進め方についての説明、Nドライブの説明、「Atomi Information Portal」の利用方法、シラバスの閲覧、タイピングの基本、ウインドウの操作(移動、サイズの変更、最大化、最小化など)、ファイルの種類と拡張子、フォルダの階層構造についての理解、ファイルの操作(フォルダーの作成、ファイルの移動、削除、名前の変更、ショートカットの作成)、ファイルの検索
第2回Microsoft PowerPointの基礎、DEEP Mailを用いたメールの操作、電子メールのマナー(適切な件名をつける、署名をつける、本文には必ず挨拶文や用件を明記する等)、パスワードの変更、メールの送受信、ファイルの添付、同報(Cc: , Bcc:)、各種設定
第3回ブラウザを用いたWebサイトの閲覧(URLの指定、検索、ファイル、画像のダウンロード、セキュリティの設定)、インターネット上での資料や文献の検索方法、図書館OPACシステムの使用方法、書誌情報の検索、就職活動関連Webサイトの閲覧、タイピング
第4回情報倫理(1)情報セキュリティについての基礎知識(ウイルス、スパイウェア対策、迷惑メール、ネット上の詐欺、不正侵入対策、加害防止、暗号化など)、タイピング
第5回Word(1)基本的な使用方法(画面の各部分の説明、文書の新規作成、文字列の移動・コピー・貼り付け、元に戻す操作、リボンやタブの使用方法、書式設定、書式のコピーと貼り付け、スタイルやテーマの利用、ファイルの保存、日付の入力)
第6回Word(2)ページ設定と印刷(改ページ、ページ設定、ヘッダーとフッターの編集、日付やページ番号の挿入、印刷プレビュー、印刷設定)、箇条書き、段落番号、段落の設定(インデント、字下げ、行間・段落間の設定、罫線)、タブの設定
第7回Word(3)描画オブジェクトの利用(図形描画ツールバー、ワードアート、クリップアート、オートシェイプ、テキストボックス、画像ファイルの挿入、図形の調整、順序、グループ化など)
第8回Word(4)段組の設定(2段組、段区切り)、改ページ、セクション区切り、見出しの設定、脚注機能、図表番号、目次の生成、索引、表示モード
第9回Word(5)罫線の使い方(表の挿入、行や列の挿入と削除、セルの大きさの設定、罫線の種類、網掛け、配置)
第10回Word(6)文書のスタイル、背景の設定、表紙の挿入、作品の登録と挿入、ブックマーク/ハイパーリンク、文書のプロパティ
第11回情報倫理(2)インターネット上の情報を批判的に読み、理解する(情報を読み解くうえで留意すべき事柄の理解、具体的な訓練、読み解いた内容のまとめ)
第12回情報倫理(3)情報発信の留意点を学ぶ 前編(インターネットの仕組み、ネット炎上、個人情報の重要性などについて、グループワークを行う)
第13回情報倫理(4)情報発信の留意点を学ぶ 後編(知的財産権、情報発信において留意すべきこと、などについてグループワークを行う)
第14回画像処理ソフトウェア(ペイント、Photoshop Elements、irfanView等)の操作方法
授業の運営方法実際にコンピュータを操作しながら学習を行う。アプリケーションの操作方法については、詳細な説明を行い、練習問題や課題などを用いて確認する。
また、授業全般において、重点的にタイピングの訓練を行う。
課題試験やレポート等に対するフィードバックの方法ポータルのQ&A、メール等担当教員の指示した方法で質疑応答を行う。
授業時にも質問に回答する。
評価の種類 割合(%) 評価方法・評価基準
定期試験 50% Word、画像処理ソフトの操作方法についての問題の正答率で評価
小論文・レポート 30% 情報倫理についてのレポートについて、内容の充実度に基づき3段階で評価
授業参加 20% 練習問題等の課題について、正答率が60%を超えていた場合に加点する。
その他 0% タイピング能力が一定の水準を越えていることを成績評価の条件とする。
テキスト 授業内で指示する
参考文献 授業内で指示する
関連ページ ・総務省 インターネットトラブル事例集
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/kyouiku_joho-ka/jireishu.html
・文化庁 著作権制度の概要
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/gaiyo/
その他、履修生への注意事項 授業内容について、必ず復習すること。
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連 カリキュラムマップ【全学共通科目】