資料横断的な漢字音・漢語音データベース

最終更新日:2021.5.14

データベースの概略と目的

本データベースは、平安・鎌倉期~近世までの文献資料に現われる漢字音・漢語音を、字音注記(仮名注、声点、節博士、反切、類音注等)に即して検索可能とするものである。

漢字音史研究においては個別具体的な文献資料に基づいて高度な成果が生み出されてきたが、多様な研究成果を横断的に見通して俯瞰的な視点から整理し新たな研究領域を見いだす動きには乏しい面があった。そこで本研究では次の三つの多様性を俯瞰的な視点からの整理に必要な観点と見定め、DBの設計を行った。

  1. 漢文直読・訓読資料、和化漢文資料、和文資料など文献資料の位相差による漢字音・漢語音の位相的多様性
  2. 単漢字単位と漢字連接単位という異なる単位における字音の単位的多様性
  3. 中国語原音およびそれを受容した日本語社会における平安・鎌倉期から近世期までの字音・漢語音韻史の通史的多様性

本データベースは「資料横断的な漢字音・漢語音データベース構築・公開に向けた基礎的研究」(2019~2021 年度科学研究費助成事業・基盤研究C・研究課題番号:19K00650、研究代表者:加藤大鶴、研究分担者:石山裕慈・佐々木勇・高田智和)の一部である。

データセット

リンク