2013年度 経済統計
集中講義

授業の概要

計量経済分析をはじめ、経済分析を行うためには、経済データの基礎知識の修得が必要不可欠である。本講義では、日本経済の主要な経済データについて概説する。

学習の目的

経済分析を行う基礎となる経済データの基礎知識を修得する。

学習の到達目標

日本経済の主要な経済データについて理解し,それらを経済分析に活用できる能力を身につける。


シラバス(三重大学)


参考書

山澤成康『実戦計量経済学入門
山澤成康『景気変動と経済政策がよ〜くわかる本秀和システム
日本経済研究センター編『経済予測入門』日本経済新聞社


日付 内容 出典
1 授業全体の概観
月例経済報告(要約したグラフ) 内閣府
2 経済統計を理解するための統計学の基礎 『実戦計量経済学』第2章 『実戦計量経済学』
3 国民経済計算の基礎 統計の見方、GDP
『景気変動と経済政策がよ〜くわかる本』
4 国民経済計算のデータ GDPのグラフ  
5 産業連関表(分析)の基礎 早わかり産業連関表 熊本県
6 産業連関表のデータ 三重県産業連関表
三重県産業連関表データ
三重県 
7 景気に関する統計(景気動向指数,短観等) 景気の見方
日銀短観
<グラフ作成法>
景気動向指数
日銀短観
在庫循環図
『景気変動と経済政策がよ〜くわかる本』




8 労働に関する統計(失業率,賃金等) 雇用統計

失業率
有効求人倍率
賃金
大卒求人倍率調査
 
9 消費に関する統計(家計調査等) 消費

家計調査
観光統計
百貨店とコンビニのグラフ
 
10 物価に関する統計(CPI,CGPI等) 物価

東大日次物価指数
インフレターゲット
消費者物価指数のグラフ
 
11 貿易に関する統計(国際収支統計等) 国際収支

国際収支のグラフ
 
12 .金融に関する統計(金利,株価,為替レート等) 金融

日経平均株価、個別株価
マネタリーベースとマネーストック
企業データ(日経平均)
 
13 財政に関する統計(予算,決算,財政赤字等 予算・決算
わが国の財政状況

国際比較
IMFエコノミックアウトルック
財務省
財務省
14 国際統計(各国比較統計等) 国際経済
米国GDP

World Devlopment Indicators
Asia Development Bank
World Economic Forum
 
15 商業・ビジネスに関する統計(各種販売統計等 企業データ(財務)
個別株価グラフの書き方
株式欄
  

(参考)日本経済研究センター 連続セミナー資料 
                 講義7 企業、設備投資 講義8 物価、財政

<レポートについて>



エクセルのグラフがある程度描けないと授業についていけません。以下のテックニックは最低限身につけている必要があります。
表に関するテクニック
グラフに関する注意点


レポート関連資料
ワードへのエクセルデータの貼り付け
経済記事の書き方