| 跡見学園女子大学 | > | 柳上書屋 | > | 常務理事からの花便り | > | 跡見群芳譜 | > | 野草譜 |
ぜんまい (銭巻)
学名 Osmunda japonica (=O. regalis var. japonica) 日本名 ゼンマイ 科名(日本名) ゼンマイ科 日本語別名 漢名 紫萁・紫藄(シキ,ziqi) 科名(漢名) 紫萁科 漢語別名 高脚貫衆、老虎牙、水骨菜 英名 Japanese royal fern
|
||||||||||||||
| 辨 | ゼンマイ科 Osmundaceae(紫萁科)には、3-5属がある。 Leptppteris ニューギニア・オーストラリア・ニュージーランド・サモアに約6種 ゼンマイ属 Osmunda(紫萁屬) ゼンマイ亜属 Subgen. Osmunda ヤマドリゼンマイ亜属 Subgen. Osmundastrum シロヤマゼンマイ亜属 Subgen. Plenasium Todea オーストラリア・ニュージーランド・南アメリカに1種 |
| ゼンマイ属 Osmunda(紫萁屬)には、世界に十数種がある。 シロヤマゼンマイ O. banksiifolia(Plenasium banksiifolium;粗齒革葉紫萁・粗齒紫萁) O. cinnamomea(Osmundastrum cinnamomeum;桂皮紫萁) ヤマドリゼンマイ var. fokiensis (南方紫藄) var. asiatica(O.asiatica;分株紫藄・桂皮紫藄) オニゼンマイ O. claytoniana(Osmundastrum claytonianum;纎紫萁) ゼンマイ O. japonica(紫萁) O. javanica(寛葉紫萁) ヤシャゼンマイ O. lancea(日本紫萁) O. vachellii(華南紫萁) 上欄に記すゼンマイ属の3亜属は、そのまま屬として扱うことがある。 |
|
| シダ植物については、しだを見よ。 | |
| 訓 | 和名は、銭巻の意であろうと言い、胞子葉が初めくるりと巻いて丸いことからとする。 ばねの発条(ぜんまい)は、形がゼンマイの若芽に似ていることからつけられた名。 |
| 小野蘭山『本草綱目啓蒙』23(1806)薇に、「ゼンマイ ゼンゴ上総」と。 | |
| 『広雅』に「茈藄(シキ,ziqi)、蕨也」とあるのは誤り、蕨はワラビである。 なお、茈は紫、ムラサキを見よ。 |
|
| 説 | 日本・南サハリン・朝鮮・中国・臺灣・ヒマラヤに分布。 |
| 誌 | 若い栄養葉のあくを抜いて乾したものを 食用にする。地上部を乾燥して薬用にする。また、若葉を覆う綿毛を干して綿とし、また布(ぜんまい織)を織る。 |
| 中国では、根状の茎及び幼い葉の上の綿毛(老虎台衣)を薬用にする。 また、根を貫衆と呼び、薬用にする。ヤブソテツの誌を見よ。『中薬志Ⅰ』pp.428-438 |
|
| 古来、薇の字をゼンマイと訓ずるのは誤り、薇は野豌豆の仲間 Vicia を指す。 | |
| 「蕨(わらび)は生にては性あしく味もよからず。塩づけよし。ほしたるは出羽の秋田より出づる物、柔にして味よし。ぜんまいも食様は右に同じ」宮崎安貞『農業全書』(1697)。 |
| 跡見学園女子大学 | > | 柳上書屋 | > | 常務理事からの花便り | > | 跡見群芳譜 | > | 野草譜 | *** | ↑Page Top |
Copyright (C) 2006-2010 SHIMADA Hidemasa. All Rights reserved. |