| 辨 |
ヒマワリ属 Helianthus(向日葵屬)は、北アメリカに約100種がある。日中では、次のようなものを栽培する。
H. angustifolius (狹葉向日葵)
ヒマワリ H. annuus (向日葵)
シロタエヒマワリ H. argophyllus
ヒメヒマワリ H. debilis
H. laetiflorus (艶花向日葵)
コヒマワリ H. × multiflorus
ヤナギバヒマワリ H. salicifolius
イヌキクイモ H. strumosus
キクイモ H. tuberosus (菊芋・洋薑) |
和名をアオイ・漢名を葵(キ,kui)という植物については、あおいを見よ。
キク科 Compositae(菊科)の植物については、キク科を見よ。 |
| 訓 |
和名ヒマワリ・漢名向日葵・フランス語名 tournesol は、いずれも「太陽に向って回る花」の意。
属名Helianthus・英名 sun flower は、「太陽の花(太陽に似た花)」の意。 |
| 中国では、古くから「葵は葉を傾けて日に向い、以て其の根を蔽う」と言われる(あおいを見よ)。ヒマワリの漢名 向日葵の由来。 |
| 説 |
北アメリカ中・西部原産、ヨーロッパには16世紀末に入る。
中国に入ったのは明末以降。日本には、寛文(1661-1673)年間に入る。
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油料・飼料用の大型品種は、ロシアヒマワリ、花の直径は60cm、種子には白黒の縞が入る(他の品種は黒色)。
そのほか、多くの観賞用の品種が作られている。 |
| ヒマワリの花や葉が、太陽の光に向って 一日のうちに向きを変える、ということはないことが、報告されている。 |
| 誌 |
種子を食用・油料にし、旧ソ連地域のほか 世界中で栽培されている。
また、観賞用に多くの品種がある。 |
日の道や葵傾くさ月あめ (芭蕉,『猿蓑』1691)
(幸田露伴評釈に「こゝに云へる葵は俗にいふ日まはり即ち向日葵にもあらん」と)
向日葵は諸(もろ)伏しゐたりひた吹きに疾風(はやち)ふき過ぎし方にむかひて
(1914,斉藤茂吉『あらたま』)
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