| 辨 |
葉の幅が広いものをマルバシャリンバイと呼び、これをシャリンバイ(タチシャリンバイ)の変種 var.integerrima とすることがある。しかし、両者は連続的に変化するので、区別しがたいともいう。 |
シャリンバイ属 Rhaphiolepsis(石斑木屬)には、次のようなものがある。
R. ferruginea (鏽毛石斑木)
R. indica (石斑木・車輪梅・春花・春花木・雷公樹・白杏花)
R. rugosa (皺葉石斑木)
シャリンバイ R. umbellata(R. indica var. umbellata)
ホソバシャリンバイ var. liukiuensis 琉球に自生
ヒメシャリンバイ var. minor 園芸品種
シマシャリンバイ R. wrightiana 小笠原に自生 |
| バラ科 Rosaceae(薔薇科) ナシ亜科 Pomoideae(梨亞科)については、ナシ亜科を見よ。 |
| 訓 |
和名は、花がウメに、葉が放射状につく様子が車輪に、それぞれ似ていることから。 |
| 説 |
シャリンバイは、日本(宮城・山形以西)・朝鮮・中国・臺灣・フィリピン・ボルネオの海岸に分布。日本では、各地で観賞用に栽培する。
種としては、日本・朝鮮・中国(安徽・浙江・江西・湖南・貴州・雲南・福建・兩廣)・臺灣・インドシナに分布。 |
| 誌 |
中国では、枝葉・根を薬用にし、果実を食用にする。 |
| 『花壇地錦抄』(1695)巻三「冬木之分」に、「濱もつこく もちのるひ也」と。 |