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さんざし (山楂子)
学名 Crataegus cuneata 日本名 サンザシ 科名(日本名) バラ科 日本語別名 漢名 野山樝(ヤサンサ,yeshanzha) 科名(漢名) 薔薇(ショウビ,qiangwei)科 漢語別名 紅果子、山裏紅・山裏果、小葉山樝・南山樝・藥山樝、■{木偏に九}子 英名
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| 辨 | サンザシ属 Crataegus(山樝屬)の植物には、東アジアには次のようなものがある。 C. altaica(阿爾泰山樝) クロミサンザシ(エゾサンザシ) C. chlorosarca 日本(北海道・長野県菅平)・樺太に分布 C. chungtienensis(中甸山樝) 『雲南の植物Ⅰ』129 サンザシ C. cuneata(野山樝・南山樝) C. hupehensis(湖北山樝・猴樝子) エゾノサンザシ C. jozana C. kansuensis(甘肅山樝) オオバサンザシ(アラゲアカサンザシ) C. maximowitzii(毛山樝) 日本(北海道根室)・朝鮮・中国(東北)・樺太・シベリアに分布 オオサンザシ(コサンザシ) C. pinnatifida(山樝) 『中国本草図録』Ⅰ/0097 オオミサンザシ var. major(山裏紅・山樝・大山樝・北山樝・紅果・酸梅子) C. sanguinea(遼寧山樝・遼山樝) var. glabra(光葉遼寧山樝) 『中国本草図録』Ⅸ/4159 C. scabrifolia(雲南山樝・雲樝・山林果) 『中国本草図録』Ⅹ/4624 C. wattiana(瓦特山樝) C. wilsonii(華中山樝) ヨーロッパには、次のようなものがある。 セイヨウサンザシ C. laevigata(C.oxyacantha;E.English hawthorn, Mayflower) ヒトシベサンザシ C. monogyna(E.Common hawthorn, Mayflower) |
| バラ科 Rosaceae(薔薇科) ナシ亜科 Pomoideae(梨亞科)については、ナシ亜科を見よ。 | |
| 訓 | 樝(サ,zha1)と楂(サ,zha1)は、字体が似ているために通用しているが、本来は別字。クサボケを見よ。 |
| 漢語の山樝子・山楂子は、山樝(オオサンザシ)の実。 和語の山楂子は、サンザシの実。 |
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| 小野蘭山『本草綱目啓蒙』(1806)26山樝に、「サンザシ通名 閏月ウメ種樹家、今ハヨバズ」と。 | |
| 属名は、ギリシア語「力 kratos」「持つ agein」に由来、材が堅いことから。 | |
| 説 | 中国(河南・安徽・江蘇・浙江・福建・江西・兩廣・兩湖・四川・貴州・雲南・陝西)に分布。 日本には享保19(1734)年に薬用として入り、今日では各地で庭木として栽培する。 |
| 誌 | 牧野は 果実は「食べられないが、薬用になる」というが、『中国高等植物図鑑』には「果は生で食い、酒を醸しあるいはジャムを作る。若い葉は茶の代用とする。果実は薬用にする」云々とある。 |
| 中国では、同属の植物のうち、オオサンザシ・オオミサンザシ・サンザシの果実・根・葉を薬用にする。『中薬志Ⅱ』pp.8-14 |
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