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えすう 恵崇(慧崇) Huichong
?-天禧元(1017)年
北宋初の詩画僧。建陽(福建省)の人。『聖宋九僧詩』(1008)に名を連ねる一人。
いわゆる「小景」画の創始者として著名。郭若虚は「たくみに鵝雁鷺鷥を画き、もっとも小景に工なり。善く寒汀遠渚の蕭灑虚曠の象の、人の到り難き所を為る」と言う(『図画見聞誌』1074)。沈括(1031-1095)は「図画歌」のなかで「小景恵崇烟漠漠」と詠い、黄庭堅(1045-1105)はその九鹿図について「意を荒寒平遠に得たり」と記し、蘇軾(1036-1101)はその春江晩景図について「竹外の桃花 三両枝、春江 水暖かにして鴨 先ず知る、簍蒿{ロウコウ}(よもぎ類)は地に落ち 芦芽は短し、正に是れ 河豚{カトン}(フグ)の上らんと欲する時」と詠う。
南宋中期にはすでに贋物が横行していたといい、今日信ずべき遺品は伝わらない。
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