跡見学園女子大学 *** 柳上書屋 *** Students' Top *** 中国絵画史辞典

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ちんじゅん 陳淳 Chen Chun, Chen Shun

  明・成化20(1484)年6月28日-嘉靖23(1544)年10月21日

 明後期の呉派の文人画家。
 字は道復、のち字をもって行われ、更字は復甫、号は白陽山人、長洲(江蘇省蘇州)大姚村の人。

 同郷の文徴明(1470-1559)に、およそ経学・古文・詞章・書法・篆籀{テンチュウ}・画詩に至るまで学び、入室の弟子と称せられた。県の庠生{ショウセイ}を経て京師(北京)の太学に学んだが、遊学中に家が傾き帰郷。所居を五湖田舎といい、園林の致をつくしてここに游んだ。
 著に『白陽山人集』がある。

 画は、米法山水による雲山図と、写意的な花卉画を得意とした。
 とくに後者は、のちの徐渭{ジョイ}(1521-1593)八大山人(1626-1705)らの先駆となった。


【参考】米澤嘉圃「明代における花卉雑画の系譜」(『泉屋博古館紀要』2、1985)
    J.ケーヒル『江岸別意』(東京、1987)
    (中)陳葆真『陳淳研究』(国立故宮博物院、台北、1978)

【作品】
 ○「花卉図」冊 (1540,メトロポリタン美術館蔵)
 ○「花卉図」軸 (台北/国立故宮博物院蔵)


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